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鉄鋼業界の取り組み

日本鉄鋼連盟での取り組み

長期温暖化対策

日本鉄鋼連盟は、低炭素社会実行計画の達成に向けたこれまでの取り組みに加え、最終的な「ゼロカーボン・スチール」の実現を目指した2030年以降の「長期温暖化対策ビジョン」を策定し、公表しました。JFEスチールもこの長期ビジョンの策定に中核的な立場で参画しました。


中期(~2030年)の取り組み ・3つのエコの推進、拡大
・革新的製鉄プロセスの開発と実用化
長期(~2050年)の取り組み ・革新的製鉄プロセスの普及
・超革新技術(超革新的製鉄プロセスとCCS/CCU)の開発
最終(~2100年)ビジョン ・「ゼロカーボン・スチール」の実現
・超革新技術の実用化

低炭素社会実行計画

日本鉄鋼連盟は、3つのエコと革新的製鉄プロセス開発を4本柱とする低炭素社会実行計画を推進しています。JFEスチールも低炭素社会実行計画の目標達成 に向けて、積極的な活動を推進しています。


■CO2排出量削減中長期目標(日本鉄鋼連盟「低炭素社会実行計画」)と進捗

3つのエコ エコプロセス エコプロダクト エコソリューション
目標 最先端技術の最大限導入によるエネルギー効率のさらなる向上 高機能鋼材の供給を通じた最終製品
使用段階における排出削減への貢献
世界最高水準省エネ技術の途上国を中心とした移転・普及による地球規模での削減貢献
計画 2020年度
(フェーズⅠ)
BAU比で500万t-CO₂削減
・省エネ等:300万t-CO₂
・廃プラスチック等の有効活用:200万t-CO₂
代表的な高機能鋼材により約3,400万t-CO₂の削減貢献 推定約7,000万t-CO₂の削減効果
2030年度
(フェーズⅡ)
BAU比で900万t-CO₂削減 代表的な高機能鋼材により約4,200万t-CO₂の削減貢献 推定約8,000万t-CO₂の削減効果
2018年度末進捗 BAU比で221万t-CO₂削減(省エネ等) 国内、輸出合わせて3,106万t-CO₂削減貢献 6,553万t-CO₂削減効果

出典:日本鉄鋼連盟公開内容より作成

低炭素社会実行計画の実績評価(日本鉄鋼連盟)

日本鉄鋼連盟が推進する低炭素社会実行計画の2018年度実績では、BAU排出量※に対して221万t-CO₂の減少となりました。コークス炉の効率改善、発電設備の高効率化などの排出削減の自助努力による削減が着実に進展しました。JFEスチールにおいても、それらの活動に加えて、独自の省エネルギー技術開発に積極的に取り組んでいます。


※ BAU排出量:Business As Usual、特別な対策をとらない場合に生産実績に基づいて見込まれる予想排出量

革新的製鉄プロセスの開発

COURSE50

水素還元、高炉ガスからのCO₂分離回収により、CO₂を約30%削減。2030年頃までに1号機の実機化、2050年頃までの普及を目指します。

フェロコークス

高炉内還元反応の高速化・低温化機能を発揮するフェロコークスおよびその操業プロセスを開発し、省 エネルギーと低品位原料利用の拡大を目指します。現在、フェロコークス製造量300t/d の中規模パイロットプラント設備をJFEスチール西日本製鉄所(福山地区)に建設し、2020年度から実用化に向けた試験を開始します。

高機能鋼材の供給によるCO₂排出量削減への貢献(エコプロダクトの成果)

日本鉄鋼連盟では高機能鋼材の使用によるCO₂削減貢献を推定しています。自動車、変圧器、船舶、発電用ボイラー、電車に用いられる代表的な高機能鋼材5品種の国内外での使用(2018年度生産量697万トン、粗鋼生産比 6.8%)によるCO₂削減量は、2018年度断面で3,106万トン(国内1,010万トン、海外2,096万トン)と推定しています。


※ 日本エネルギー経済研究所による試算
※ 自動車用鋼板、方向性電磁鋼板、船舶用厚板、ボイラー用鋼管、ステンレス鋼板の5品種
※ 国内は1990年度から、輸出は自動車および船舶が2003年度から、ボイラー用鋼管は1998年度から、電磁鋼板は1996年度からの評価

高機能鋼材5品種の国内外での使用によるCO₂削減量(2018年度)

グローバルでの業界の取り組み

世界規模での地球環境温暖化防止

ISO14404は、日本鉄鋼連盟が国際標準化機構(ISO)に提案して国際標準化した鉄鋼CO₂排出量・原単位の計算方法です。日本鉄鋼業は、ISO14404を用いて途上国での製鉄所診断を行い、インド、アセアン地域に最適な技術カスタマイズドリストを提案することで地球規模での温暖化防止を進める活動(エコソリューション)を官民一体で進めています。また、複雑な設備構成の製鉄所にも適用可能なISO14404ファミリーのガイドライン国際規格の開発を経済産業省の支援をいただきながら進めています。

JFEスチールも日印鉄鋼官民協力会合、日ASEAN鉄鋼イニシアチブ、日中鉄鋼業環境保全・省エネ先 進技術交流会などに積極的に参加しています。また、ISO14404に基づいて計測・算出する世界鉄鋼協会(WSA:World Steel Association)のClimate Action Programのメンバーとして地球規模でのCO₂排出削減にも協力しています。

JFEスチール

鉄鋼材料のLCAの環境負荷算出に貢献

製品が社会におよぼす真の環境負荷を評価するためには、その対象となる製品の資源採掘や素材製造、生産からその製品の使用、廃棄までのライフサイクル全体にわたって環境負荷などを定量化、評価する必要があります。この手法としてLCA(Life Cycle Assessment)があります。

自動車や建造物などの最終製品が社会での寿命を終えた後も、それらに使われる鉄鋼材料はすべてリサイクル・再利用されるクローズド・ループ・リサイクル(鉄が何度でも何にでも再生されるリサイクル)が可能であるという優れた特長を持っています。この特徴を反映したライフサイクル全体での鉄鋼材料の環境負荷は極めて低く、他素材に比べて優れた材料であることが分かります。

JFEスチールも主要メンバーの一員として参加して日本鉄鋼連盟が開発を進めたISO 20915(Life Cycle Inventory Calculation Methodology for Steel Products)が、2018 年11 月に発行されました。これは、鉄鋼製品のクローズド・ループ・リサイクルの特性を背景に、「リサイクルの効果」を考慮した鉄鋼製品のライフサイクル環境負荷(LCI)を計算する方法を示すものです。

さらに、この日本国内版であるJIS Q 20915(鉄鋼製品のライフサイクルインベントリ計算方法)が2019年6月に発行されました。


※ JFEスチールは、WSA(World Steel Association〈世界鉄鋼協会〉:世界の約170の鉄鋼メーカー、鉄鋼関連団体が参加)や日本鉄鋼連盟とともに、この鉄鋼材料のライフサイクルの環境負荷を算出する計算手法(製品の使用段階は除く)の国際標準化を進めています。


鉄鋼材料のライフサイクルの概念図

関連リンク

一般社団法人日本鉄鋼連盟サイト 地球温暖化対策ページ

一般社団法人日本鉄鋼連盟サイト 鉄鋼製品のLCAページ

一般社団法人日本鉄鋼連盟サイト ISO 20915 の発行について

一般社団法人日本鉄鋼連盟サイト JIS Q 20915 の発行について