リサイクル事業

蛍光灯リサイクル

JFEは、横浜市、仙台市および福山市の3カ所にリサイクル工場を設置し、蛍光灯のリサイクルを推進しています。蛍光灯には、発光させるために微量の水銀が含まれていますが、JFEの蛍光灯リサイクルでは水銀を安全に回収するとともに、ガラスや金属製の口金部なども完全リサイクルしています。また、筒状の直管蛍光灯だけでなく、環状の丸管蛍光灯、また近年生産が増加している液晶バックライト用の小型蛍光管などの特殊な形状の蛍光灯もリサイクルしています。

蛍光灯は、専用のカーゴボックスやダンボール箱に入れて運ぶなど細心の注意を払って工場に搬入された後、大きさや形状で分類され処理装置に入ります。処理装置は完全自動で、蛍光灯の口金のカット、蛍光灯の内部にある蛍光粉の回収と回収した蛍光粉からの純度99.9%の水銀の回収、ガラスの粉砕と洗浄を行います。処理装置は、蛍光灯内にある水銀蒸気や蛍光粉が装置外に漏れないように内部の気圧を低くしてあります。

口金と粉砕されたガラスなどは自動分別され、ガラス、金属、プラスチックの原料にリサイクルされます。水銀を除去した蛍光粉は、覆土材などに加工され、水銀はドイツの専用工場に運び、精製した上で無機薬品などにリサイクルされます。

蛍光灯内部に空気を送り込み(エアブロー)、蛍光粉を回収 蛍光灯内部に空気を送り込み(エアブロー)、蛍光粉を回収

回収したガラス 回収したガラス
回収した金属 回収した金属

RRECOボード

JFEは、廃棄物として一般家庭から分別回収された“プラスチック製容器包装(その他プラスチック)”をリサイクル製品「RECOボード(「NF ボード®」、「KGパネル」)」に再商品化しています。

コンクリート型枠(「NFボード®」)

建設工事現場で使用されているベニヤ合板製コンクリート型枠の代替品として、「NFボード®」(厚さ12mm)は2002年の製造開始以来累計220万枚が利用されています。合板製に比べ耐久性が高く、使用可能回数が多いため、CO2排出量を約45%削減することができ、2009年「低CO2川崎パイロットブランド」にも選定されました。また、木材伐採を減らすことにより、熱帯雨林の保護にも寄与しています。

NFボード NFボード®
NFボード使用の工事現場 NFボード®使用の工事現場

薄物軽量ボード(「KGパネル」)

2008年、厚さ5.5mmの軽量ボード「KGパネル」を開発し、2010年にはさらなる薄肉軽量化(厚さ4mm)に成功しました。同パネルは、現在、選挙用ポスター掲示板などに利用されており、ウィング車の内装材などその他の用途も開発中です。

さまざまな使用済み製品のリサイクル

JFEグループは、さまざまな廃棄物のリサイクルに取り組んでいます。

JFEグループのリサイクル事業の展開

JFEグループのリサイクル事業の展開