
平成9年9月5日
川崎製鉄株式会社
平成9年度 業績見通しおよび中間配当について
当社の第73期(平成10年3月期)決算につきまして、今般その見通しを得ましたのでここにお知らせいたします。
1.業績見通しについて
当上半期のわが国経済は、消費税率引き上げの予想以上に長引く影響により、個人消費や住宅建設の回復が遅れてはいるものの、比較的堅調な設備投資と円高是正による輸出増に支えられて、緩やかな回復基調を辿って参りました。しかし、ここにきて公共投資削減の影響や自動車等の在庫急増など景気の先行きに不透明感が増してきております。
当社の鉄鋼部門におきましては、国内の販売数量は建築や自動車を中心に消費税駆け込み需要の反動減が思いのほか大きく、また足下は在庫調整が必要な状況になっており、当初見通しに比し減少する見込みであります。輸出につきましては、上半期中は東南アジアを中心に増加しており、国内・輸出全体では、ほぼ当初見通しの通り推移しております。価格につきましては、国内は鋼材価格の改善に努力しました結果、前期に比し若干上昇し、一方、輸出は緩やかな下降局面が続き前期に比し若干の下落を見込んでおり、いずれもほぼ当初想定の通りであります。
コスト面では、新中期経営計画に沿った収益改善活動を全社的に強力に展開しており、着実な成果を上げております。
鉄鋼以外の各事業部門でも、より一層の業績向上を目指し最大限の努力を払っております。
また下半期につきましては、鉄鋼部門の国内数量は季節要因による公共土木の若干の増加はあるものの、建築・自動車向け需要が盛り上がりに欠けることや在庫調整を主因に全体としては減少すると見込まれます。また輸出につきましても上半期をやや下回るものと見ております。価格につきましては、国内・輸出とも販売環境は更に厳しくなると予想されますが、販売価格の改善を図って参ります。また引き続き合理化を強力に進めますとともに、鉄鋼以外の部門でも一層の収益向上を図り、上半期を上回る経常利益を目指して参ります。
なお、特別損益としては特別退職金、退職年金過去勤務費用、資産廃売却損益を計上することとしており、合計では特別損失が残ることになります。
以上のことから、当期の業績は以下のように予想しております。
| 売上高 | 経常利益 | 当期利益 | |
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4,650程度 | 180強 | 55程度 |
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9,700程度 | 380程度 | 80程度 |
2.中間配当について
当期の中間配当につきましては、株主の皆様のご期待にお応えすべく、本日の取締役会におきまして、一株につき1円50銭の配当を継続させていただく旨決議いたしましたので、お知らせいたします。
以 上