平成9年度 業績見通しおよび期末配当について

当社の第73期(平成10年3月期)決算につきまして、今般その見通しを得ましたので、お知らせ致します。


1.業績見通しについて

鉄鋼業を取り巻く経営環境は厳しさを増しておりますが、当社の鉄鋼部門につきましては、国内向け販売数量が秋口以降の急速な景気後退により、土木・建築向けを中心に前年度に比較し減少が見込まれます。輸出向けは下半期に入りアジアでの経済混乱による輸出環境の悪化がありますものの、年度を通じての拡販努力により、薄板類を中心に増加するものと予想されます。また、価格面では国内向けが、足元、H形鋼など一部の品種での市況下落がありますものの、各品種での価格改善努力により、前年度に比し上昇するものと見込まれます。輸出向けはアジアでの市況軟化により、ドルベースでの下落が予想されますが、円ベ−スでは円高是正により、下落幅は圧縮されるものと想定されます。

コスト面におきましては、『新中期経営計画』の諸施策を着実に実行し、成果を挙げております。

鉄鋼以外の部門につきましては、エンジニアリング事業、橋梁・鉄構事業が公共投資削減等の事業環境下、厳しい収益状況にあります。LSI事業、化学事業では業績改善努力が成果を挙げ、増収増益を見込んでおります。

なお、特別損益としましては、資産売却益・固定資産除却損・特別退職金・退職年金過去勤務費用を計上することにしており、合計では特別損失が残ることになります。

以上のことから、当期の業績につきましては、以下のように予想しております。

売上高 営業利益 経常利益 当期利益
上半期実績 4,594 293 184 52
下半期予想 5,050程度 345程度 200程度 40程度
平成9年度予想 9,650程度 640程度 385程度 90程度
平成8年度実績 9,447 495 235 101

(単位;億円)


2.連結業績見通しについて

売上高 経常利益 当期利益
平成9年度予想 12,500程度 425程度 95程度
平成8年度実績 12,323 295 79

(単位;億円)

3.期末配当について

配当につきましては、既に中間配当として一株当たり1円50銭で実施させていただきました。
期末配当につきましては、厳しい経営環境下ではありますが、株主の皆様のご期待に沿うべく、一株当たり1円50銭で実施する方針にて株主総会にお諮りする旨、本日の取締役会で決議いたしましたのでお知らせいたします。


本件に関するお問い合わせ
川崎製鉄株式会社 総務部広報室 03−3597−3844


以 上


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