JFEグループについて 株主・投資家の皆様へ ニュースリリース 採用について 環境への取り組み HOMEへ戻る
JFEホールディングス株式会社
 
サイトマップリンク 
   2003年 11月18日
有限会社ディーエムイー開発




  DME100トン/日直接合成実証プラントの竣工について
 

写真:DME100トン/日直接合成実証プラント

 当社、有限会社ディーエムイー開発(以下「DME開発」)は、DME直接合成技術の商用化を目指し、技術開発を推進する研究法人として2001年12月に設立されました。出資者は、JFEホールディングス株式会社、日本酸素株式会社、豊田通商株式会社、株式会社 日立製作所、丸紅株式会社、出光興産株式会社、国際石油開発株式会社、トタルS.A., エルエヌジージャパン株式会社、石油資源開発株式会社の10社です。
 当社、DME開発は、2002年7月より経済産業省資源エネルギー庁の支援を受け、「環境負荷低減型燃料転換技術開発」を進めておりますが、かねてより北海道白糠町に建設中のDME(ジメチルエーテル)100トン/日実証プラントが11月19日に、竣工致します。
 本事業は、100トン/日規模プラントの実証実験の実施と、さらには商用プラントを想定したフィージビリティースタディ(F/S)を行い、DME直接合成技術の確立を目指すものです。
 本プラントでは、天然ガスを原料に製造した水素、一酸化炭素ガスから新たに開発したスラリー床反応器により直接DMEを合成いたします。
 本年12月に試運転を開始し、2004年から2006年までに、最長3ヶ月程度の連続運転を5回実施いたします。DME製造量100トン/日以上、合成ガス転化率95%以上、DME製品選択率90%以上、DME純度99%以上およびプラントの連続安定運転の確立等、設備設計能力値を達成することを目指します。
  また、これに併せて、生産規模3,000トン/日を越える商用プラントにおける各構成ユニットあるいはプラント全系システムの最適化設計を図るために必要な様々なデータ取得を行い、スラリー床反応器を中心とした主要機器のスケールアップ技術および運転方法の確立を図ります。

 DME直接合成技術は、JFEグループがDMEを大量かつ安価に製造することを目指して開発を進めてきたもので、1989年より行った基礎研究を経て、経済産業省資源エネルギー庁の支援のもと、1997年から2000年にかけ、(財)石炭利用総合センターと共同で、5トン/日の試験プラントにより、炭層メタン等を原料にしたDMEの製造に成功しております。
 DMEは、多様な炭化水素系原料から製造が可能であると共に燃焼時に硫黄酸化物(SOX)やすす(PM)発生が全くない環境負荷の低いクリーンエネルギーであり、さらに毒性がなく、優れたハンドリング特性から、民生用燃料(LPG代替)をはじめ、輸送用燃料(ディーゼル自動車、燃料電池自動車)、発電用燃料(火力発電、コジェネ発電、燃料電池)および化学原料として幅広い利用が見込まれております。
  21世紀は世界規模の人口増加とさらなる経済活動の拡大が予想されており、エネルギーの安定的確保とエネルギー大量消費に伴い増大する地球環境負荷の低減が大きな課題となっております。DMEはこの課題に一つの解決策を与え得る新エネルギーとして期待されております。

 今後、当社はこの新しいクリーン燃料製造技術の確立により経済成長の著しいアジア地域内のエネルギー需給の安定及び環境保全に貢献すべく早期の実用化に向けて本DME直接合成製造技術の研究開発を強力に推進してまいります。

 [参考資料]

以上

 

本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します

有限会社ディーエムイー開発  
    :研究企画部 高石 公夫 TEL 03-3502-6671
JFEホールディングス株式会社  
    :総務・法務部門(広報担当)  
            奥津 伸司 TEL 03-3217-4030

 
 ニュースリリースへ戻る

 
このページのTOPへ このサイトのご利用にあたって