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JFEホールディングス株式会社
 
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   2004年 8月12日
DME自動車実用化研究開発グループ
コープ低公害車開発株式会社
独立行政法人 産業技術総合研究所
三菱ガス化学株式会社
伊藤忠商事株式会社
伊藤忠エネクス株式会社
JFEホールディングス株式会社
福山通運株式会社
株式会社小野測器
岩谷産業株式会社




  車両総重量(注1)8t中大型DME(注2)トラックのナンバー申請と
公道走行テスト実施に伴うインフラの整備について
 

 コープ低公害車開発株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:小林 勉)、
 独立行政法人産業技術総合研究所(本部:東京都千代田区 理事長:吉川弘之)、
 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小高英紀)、
 伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林栄三)、
 伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:山田清實)、
 JFEホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:下垣内洋一)、
 福山通運株式会社(本社:広島県福山市、代表取締役社長:小丸成洋)、
 株式会社小野測器(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:小野雅道)
 岩谷産業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:牧野明次)は、
 硫黄酸化物や煤を全く発生せず、窒素酸化物の発生量も大幅に削減できる等環境負荷が小さいクリーンなエネルギーであるDME燃料を用いたDME自動車に関する研究開発を進めてきました。このほど完成した中大型トラックの公道走行テストを開始するに当たり、ナンバー取得のため大臣特認を受けるために国土交通省に申請書類を提出し、9月末ないしは10月初旬に交付される見通しです。
 公道走行テストを前にして、新潟、横浜に建設中であった充填設備や輸送車などが完成しました。
 本研究開発は、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(旧 石油公団)の公募事業「石油・天然ガス開発・利用促進型特別研究」に応募受託した以下の2テーマに基づき、実施するものです。
 「中大型DME自動車の実用化研究開発」(平成14年〜15年)、
 「DME自動車の実用化フリート試験研究開発」(平成15〜16年)
 
(注1)車両総重量:
空車重量+積載重量+人員(2名×55kg)の合計重量。一般的には車両総重量の半分が最大積載重量であり、車両総重量が8トンの場合は一般的には4トン」というが、荷物室をどのようなもの(冷凍室、保冷室、ドライバン、平台などで重量が異なる)にするかによって、最大積載重量が異なる。本車両の場合、3,300kgとなる。
(注2)DME:
ジメチルエーテル、物性がLPGに類似している化学品。化学式は『CH3OCH3』で、溶解性があり、現在は化粧品や殺虫剤などの噴射剤として利用されている。DMEは硫黄酸化物や「すす」を全く発生せず、窒素酸化物の発生量も大幅に削減できる等環境負荷が小さく、ディーゼル自動車燃料、発電用燃料、LPガス代替燃料等の幅広い用途に使用可能なクリーンエネルギーである。


取り組みと成果

   (1)   車両総重量8トンDMEトラックのナンバー取得のため申請書類を提出しました。
    @ 排気ガスがクリーンで、高出力な車両総重量8t中大型DMEトラック(以下中大型DMEトラックと略記)を開発しました。
今回開発した中大型DMEトラックは、新短期規制車(注1)と比較し大幅な改善ができました。これによりDME自動車の排気ガスのクリーン性を実証しました。
また、この中大型DMEトラックの出力は、軽油の同エンジンと比較し低速域から高速域まで高出力が可能となり、一方騒音テストでは低減効果が認められる等、DME自動車の実用性を実証しました。
    A 中大型DMEトラックは、産業技術総合研究所テストコースにて既に1200km走行し、好調な走りを見せております。また、燃費・騒音テストを行い、軽油使用トラックと比較し、燃費は同等、騒音が低下という好結果を出しております。
    B 大臣特認によりナンバーの取得後、長距離行動実証テストを行う中で、耐久性能など検証してまいります。
新潟−つくば(距離:約400km)、新潟−横浜(約400km)の長距離フリート試験を実施し、耐久性・実用性を実証します。
     
(注1)新短期規制車: 大気汚染防止法により定められた排ガス規制値をクリアした初年度登録車
       
  (2)   公道実証走行実施のためのインフラの整備
    @ 自動車用DME燃料製造設備の完成
      自動車用DME燃料製造設備を株式会社東邦アーステック内(新潟市)に完成しました。
充填スタンドも併設しております。
純粋なDMEは、潤滑性が乏しいため、脂肪酸系の潤滑性向上剤を添加することにより、軽油と同等の利用が可能になります。
本設備は、純粋なDME用貯槽潤滑向上剤を混合させる装置および潤滑性向上剤を混入した自動車用燃料であるDME貯槽から構成されています。
自動車用DME燃料を製造する日本で最初のプラントです。
    A DMEスタンドの設置(増設)
      DME充填スタンドが株式会社ニヤクコーポレーション首都圏センター内(横浜)に完成いたしました。このスタンドは普及初期段階のものとして、運輸会社などの自家給油用、フリート系ガソリンスタンド併設用として考案されたものです。
ポンプや散水設備を持たない第二種製造設備のため、低コストで、大量普及が可能となります。また、高圧ガス取り扱い資格者が不要で、誰もが取り扱いできます。
充填方法が簡単で、かつ、火気距離8mを確保すれば設置可能であることから、近い将来の普及可能なスタンドとして期待できます。
さらに、今年末に川崎市内にも4ケ所目のDMEスタンドが建設される予定です。
    B DME(自動車用燃料供給用)ローリーの完成
     
イ、 今回製作したDMEローリーは、充填スタンドへのDME供給はもとより、自動車燃料タンクに直接充填する機能を持ち合わせた両用供給設備です。日本で初めての自動車用燃料としてのDME専用配送車両です。
ロ、 DME導入初期段階において、インフラ未整備地域でのDME供給機器として大いに役立つと期待されます。

【参考資料】


Photo1
自動車用DME燃料製造設備(新潟市)
 
Photo2
DMEローリー(自動車用燃料供給)
 
Photo3
車両総重量8トンDMEトラック
 
Photo4
DMEスタンド(横浜市)

以上

 

<お問合せ先>
 コープ低公害車開発株式会社   TEL: 045-472-7913、090-3144−3151(若狭良治) 
 伊藤忠エネクス株式会社   TEL: 03-5436-8206、経営企画部 IR広報担当/坂上 

 
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