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ニュースリリース


公益財団法人 JFE21世紀財団
JFEホールディングス株式会社

「JFE21世紀財団」
2013年度 大学研究助成 交付研究の決定について

公益財団法人JFE21世紀財団(理事長:馬田 一 JFEホールディングス(株)代表取締役社長)は、1990年の設立以来、21世紀鉄鋼産業の振興および豊かな生活文化の形成への貢献を目的とする諸活動を通じて、JFEグループの社会的貢献を担う財団として発展してまいりました。(「財団の概要」はこちらを参照
このたび本財団は、主要活動の一つである大学研究助成事業において、2013年度の助成金交付対象となる35件の研究(アジア歴史研究10件、技術研究25件)を選定いたしました。1件あたりの助成金額は、「アジア歴史研究助成」150万円、「技術研究助成」200万円で、助成金総額6,500万円となります。
来る12月17日にJFEスチール(株)本社において研究助成金贈呈式を行う予定です。


「アジア歴史研究助成」は、今年9年目を迎え、全国の人文系研究者から49件の応募がございました。 研究助成の目的は、近年、経済の発展等で発言権と存在感を増した中国、韓国、モンゴル、インド、ASEAN及び中央アジア・西アジアに渡る広範なアジア諸国と、21世紀に日本が共存共栄していくために、アジアの人々の「ものの考え方」や「価値観・世界観」を、その形成過程から理解し、日本に対するVisionを提供するとの目的意識をもった大学研究者の研究を支援することにあります。
「技術研究助成」は、「鉄鋼技術」と「地球環境・地球温暖化防止技術」を助成対象としており、財団創設時からの継続事業です。「鉄鋼技術」は、日本が世界をリードする先端技術を有すること、また将来にわたり世界の産業の主要材料であり続けるために、「鉄鋼の製造プロセス・材料開発・鉄鋼関連技術」を対象とし、「地球環境・地球温暖化防止技術」は、地球環境保全と省エネルギーや再生可能エネルギーなどの地球温暖化防止に資する技術開発を対象としています。
本年4月から6月にかけて、日本の国公私立大学と国公立研究機関に属する研究者を応募資格者として公募を行った結果、「アジア歴史研究」では、39大学等49件(国公立20大学28件、私立17大学19件、国公立研究機関他2件)、「技術研究」では、62大学等147件(国公立(含高専)47校123件、私立13校21件、国公立研究機関3件)の応募が寄せられました。審査委員会(※)での厳正な審査・選考を経て、今年度は35件(アジア歴史研究10件、技術研究25件)に対する研究助成金交付を決定いたしました。
なおこれにより、1991年度から2013年度まで23年間の大学研究助成における累計交付件数および助成金総額は、550件、10億7280万円となります。

(※)「アジア歴史研究助成審査委員会」
委員長:染谷臣道氏(静岡大学名誉教授、本財団評議員)
委員:梅村坦氏(中央大学総合政策学部教授)
「技術研究助成審査委員会」
委員長:小倉康嗣氏(JFEスチール(株)代表取締役副社長)
委員:斯界の権威である大学教授・大学名誉教授6名とJFEグループ
会社役員4名に委嘱(委員名は非公表)

2013年度・大学研究助成の交付研究(一覧)(五十音順、敬称略)

1.アジア歴史研究助成 10件

今年度は49件の応募があり、厳正な審査の結果、下記10件を助成研究として選定しました。応募研究の対象地域は、今年も中国・東アジアが60%と大半でしたが、東南アジア・北東アジア・西アジアからの研究4件も助成対象となりました。

江川 ひかり  (明治大学 文学部・教授)
   「震災被災地の復興と安全・安心のまちづくり:トルコ共和国ドゥズジェの事例」
小野 博司 (神戸大学 大学院法学研究科・准教授)
   「日本統治下台湾の名望家と弁護士―東アジア近代法史のための一試みとして―」
國分 典子  (筑波大学 人文社会系・教授)
   「東アジアにおける「共和国」と「国民」の概念ー韓国を中心に」
小林 知   (京都大学 東南アジア研究所・准教授)
   「ポスト紛争社会の再編におけるグローバル・ナショナル・ローカルの交渉:カンボジアの事例」
笹田 朋孝  (愛媛大学上級研究員センター(東アジア古代鉄文化研究センター配属)・講師)
   「考古資料に基づく匈奴の国家形成における非遊牧的文化受容の意義の解明」
島田 弦 (名古屋大学 大学院国際開発研究科・准教授)
   「インドネシア裁判所制度の変遷:裁判官人事と官僚的司法の歴史分析」
竹内 祐介 (立教大学 経済学部・助教)
   「戦前日本帝国下の植民地・占領地経済に関する関係史的接近」
田村 和彦  (福岡大学 人文学部東アジア地域言語学科・准教授)
   「近現代中国における「歴史記憶」の形成過程に関する文化人類学的研究
―陝西省中部地域における烈士記念の事例から―」
水嶋 英治 (筑波大学 大学院図書館情報メディア系・教授)
   「東アジアにおける日本植民地時代の表象文化に関する比較研究
―物質文化研究の視点から―」
李 燦雨 (筑波大学体育系(体育・スポーツ史研究室)・助教)
   「日韓の身体運動文化交流史に関する研究 ―朝鮮通信使が伝えた武文化を中心に―」

 

2.技術研究助成  計25件

今年度は合計147件の応募がありました。助成対象研究は、「鉄鋼技術研究」と「地球環境・地球温暖化防止技術研究」の2分野です。今年度は下記のように「鉄鋼技術研究」13件、「地球環境・地球温暖化防止技術研究」を12件選定し、合計助成件数25件としました。

(1)「鉄鋼技術研究」 13件

応募された研究テーマ別内訳は、鉄鋼プロセス20件、鉄鋼材料20件、鉄鋼関連技術22件の合計62件でした。これらから鉄鋼プロセス研究5件、鉄鋼材料研究5件、鉄鋼関連研究3件の計13件を選定しました。

石森 洋行 (立命館大学 理工学部環境システム工学科・講師)
   「製鋼スラグの粒度とみず道に着目した陸域用途における環境安全性評価」
今井  剛 (山口大学 大学院理工学研究科環境共生系専攻・教授)
   「鉄鋼スラグ底質浄化装置と液膜式酸素供給装置との組合せによる途上国の
ための養殖池用複合型水質浄化システムの開発」
奥村 幸彦 (舞鶴工業高等専門学校 電子制御工学科・教授)
   「コークス副生ガス/バイオマスによる液体燃料化と化学原料化高度利用法の構築」
高   旭  (東北大学 多元物質科学研究所・助教(研究特任))
   「製鋼スラグによる水田土壌からの硫化水素発生抑制」
木村 勇次  ((独)物質・材料研究機構 元素戦略材料センター・主幹研究員)
   「温間テンプフォームによる中炭素低合金鋼の強靭化―オーステナイト化条件の影響―」
柴沼 一樹  (東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻・講師)
   「海上輸送構造物における脆性き裂伝播制御のための破壊力学モデルの構築」
多田 英司 (東京工業大学 大学院理工学研究科物質科学専攻・准教授)
   「交流電流応答解析による鉄鋼中への水素吸収反応機構の解明」
中井 正一 (千葉大学 大学院工学研究科建築・都市科学専攻・教授)
   「鋼矢板を用いた地下水位低下による街区レベルでの液状化抑止工法の開発」
中谷 辰爾 (東京大学 大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻・准教授)
   「近赤外域波長を用いた高温水素反応性ガス診断手法の確立」
夏井 俊悟 (北海道大学 大学院工学研究院材料科学部門エコマテリアル分野・助教)
   「粒子シミュレーションによる固気液三相の直接流れ解析モデルの開発」
藤原  弘 (同志社大学 理工学部機械システム工学科・准教授)
   「レアメタル使用削減を目指した複合調和構造を有する鉄鋼材料の開発」
水口  隆 (香川大学 工学部材料創造工学科・助教)
   「磁気特性と破壊特性の両立した電磁鋼板用Fe-Si-Al合金の開発」
柚原 淳司 (名古屋大学 大学院工学研究科マテリアル理工学専攻・准教授)
   「フェライト系ステンレス鋼の金属酸化物薄膜による高耐食性化」

(2)「地球環境・地球温暖化防止技術研究」 12件

応募された研究テーマの内訳は、地球環境保全39件、地球温暖化防止38件、環境材料等8件の85件でした。これらから、地球環境保全6件、地球温暖化防止5件、環境材料等1件の計12件を選定しました。

青木 悠樹  (東京工業大学 大学院総合理工学研究科材料物理科学専攻・助教)
   「鉄鋼副生ガスからの水素回収に必要なPd-Ag超格子ナノ薄膜の水素耐久性の評価」
上原 宏樹  (群馬大学 理工学研究院分子科学部門・准教授)
   「有機/無機・ナノポーラス材料を組み合わせた水質浄化モジュールの開発」
岡部  徹 (東京大学 生産技術研究所サステイナブル材料国際研究センター・教授)
   「廃液フリーで環境に調和した新規ガリウムリサイクルプロセスの開発」
金田一智規 (広島大学 大学院工学研究院社会環境空間部門・助教)
   「膜分離技術を導入したアナモックス処理法による富栄養化防止技術」
呉  勇波  (秋田県立大学 システム科学技術学部機械知能システム学科・教授)
   「高性能太陽光集光用レンズを量産するための金型の高精度研磨技術の開発」
佐藤  久  (北海道大学 大学院工学研究院環境創生工学部門・准教授)
   「水環境保全と再生水安全性確保のためのマルチ重金属センサの開発」
田中 一生 (京都大学 大学院工学研究科・助教)
   「凝集誘起型発光性高分子を基盤とした高輝度発光材料の合成」
中平  敦  (大阪府立大学 大学院工学研究科マテリアル工学・教授)
   「スラグ等を利用した機能性イオン交換材料によるCs浄化プロセス開発」
廣田雄一朗 (東京工業大学 大学院理工学研究科化学工学専攻・助教)
   「マイクロ波加熱を利用したCO2回収ゼオライト膜の精密合成法の開発」
柳田 健之 (九州工業大学 若手研究者フロンティア研究アカデミー・准教授)
   「可視光で励起可能な蓄光体の開発」
山崎 泰広 (新潟工科大学 工学部機械制御システム工学科・教授)
   「低エネルギレーザ溶接技術による革新的SOFCセパレータの開発」
山本  剛 (九州大学 大学院工学研究院化学工学部門・准教授)
   「粒子間付着力を利用した連続再生式PM2.5除去装置の開発」

「JFE21世紀財団」概要

・名称:
公益財団法人JFE21世紀財団
・設立:
1990年12月(旧川崎製鉄(株)が、創立40周年を記念して設立)
・監督官庁:
内閣府(2012年4月1日付 「公益財団法人JFE21世紀財団」を登記)
・資産:
28.1億円(内 公益目的保有財産20.2億円) (2013年3月末)
・事業(2013年度予算) 事業費(公益会計):
8810万円
  1. 大学研究助成(アジア歴史研究助成、技術研究助成)
  2. 鉄鋼に縁のある地域への貢献
    ①地域イベントへの協賛
    ②「海外子女文芸作品コンクール」協賛と優秀作品文集の小中学校への寄贈
  3. 情報の収集および提供: 各種財団出版物の寄贈

・運営/組織(50音順、敬称略)                     (2013年9月現在)
理事長 馬田 一 JFEホールディングス(株)代表取締役社長
専務理事 岡田伸一 JFEホールディングス(株)代表取締役副社長
理 事 浅井滋生 名古屋大学名誉教授
  岡本圀衞 日本生命保険(相)代表取締役会長
  小林栄三 伊藤忠商事(株)取締役会長
  下村節宏 三菱電機(株)取締役会長
  福島久哲 九州大学名誉教授
  前田正史 東京大学教授
  吉川 洋 東京大学教授
監 事 谷上和範 公認会計士、新日本有限責任監査法人シニアパートナー
  山村 康 JFEホールディングス(株)常務執行役員
評議員 井口 学 北海道大学名誉教授
  數土文夫 JFEホールディングス(株)相談役
  染谷臣道 静岡大学名誉教授
  林田英治 JFEスチール(株)代表取締役社長
  前川弘幸 川崎汽船(株)特別顧問
  三島良直 東京工業大学・学長
  山本寛斎 デザイナー・プロデューサー
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
公益財団法人 JFE21世紀財団 Tel.03-3597-4652
JFEホールディングス(株)総務部広報室 Tel. 03-3597-3842

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