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ニュースリリース


JFEホールディングス株式会社

2014年 JFEホールディングス社長年頭挨拶

代表取締役社長 馬田 一

代表取締役社長 馬田 一

皆さん、あけましておめでとうございます。

新年にあたり、JFEグループの皆さんに一言ご挨拶を申し上げます。
昨年は、日本銀行による大胆な金融緩和策、超円高の是正等の政策により、日本経済のデフレ脱却が見え始めた年でした。
JFEグループの今期業績は、我が国の経済環境の改善に加えて、各事業会社・グループ会社の皆さんの努力の結果、好転しました。しかしながら海外に目を転じると、一部には明るさが見えるものの、依然として世界経済の不透明感は続いています。 こうした経営環境下、当社グループは継続して様々な課題に取り組んでおり、それらを一つ一つ確実に乗り越えてグループ全体で力強く前進していく必要があります。

1.本年の取り組み方針について

昨年は、第4次中期経営計画で掲げた目標のうち、「既存事業の収益力強化」を最優先事項として取り組んできました。 各事業会社においてその成果が発現してきており、手応えを感じています。この流れを更に確実なものとするために、引き続き一層強力に取り組んでいきたいと思います。その結果、株価や格付など外部からの高い評価や従業員への成果還元につながります。また、「成長市場での事業拡大」や「財務体質の強化」も、磐石な収益力があって初めて実現できます。

2.重点課題

第一に、最優先課題である「既存事業の収益力強化」です。生産・品質・コストの安定化と競争力強化、お客様ニーズへの対応力強化、最適なサプライチェーンの構築を図るとともに、これまで投資をしてきた国内外事業からのリターンを着実に実現していくことにより、いかなる環境においても収益を確保できる強固な事業体質に転換していく必要があります。

第二に、JFEグループの企業理念に基づき、JFEの技術力をお客様から最高と評価されるように、社会やお客様のニーズを的確に捉えた新商品・新サービスの開発、コスト競争力を備えたプロセス技術の開発を実現してください。それらを通じて、お客様からJFEブランドをより身近で頼り甲斐のあるものに感じていただくことができます。

第三に、「持続的な成長に向けた取り組み」です。アジア各地でのJFEスチールによる自動車用CGL建設やJFE商事によるコイルセンター設立、ミャンマーでのJFEエンジニアリングによるインフラ建設会社「J&Mスチールソリューションズ」設立等、東南アジアをはじめとする成長市場において製造・販売拠点の拡充や新たなパートナーとの連携により、各事業会社の得意とする分野を拡大していくことが重要です。

第四に、財務体質の維持改善を図りながら、JFEグループの将来のために必要な投資を実行することです。限られた経営資源の最適配分を図りながら、収益性のある事業・設備に対してタイミング良く戦略的に資本投下していくことが必要です。

最後に、人材育成です。JFEグループの事業においても海外への事業展開が拡大しています。異なる文化や様々な価値観の中でも活躍できる人材が、今後益々求められていきます。各事業会社において将来の更なるグローバル化を見据え、海外においても積極的に若手人材の活用を進めてください。また、ここ数年来、多くのベテラン層が定年退職を迎え、各現場において世代交代が急速に進んでいます。これまで個人に蓄積された知識や技術・技能を若い世代へ着実かつ効率的に継承していけるように、「技術・技能の定量化・見える化」の推進、OBの活用も視野に入れた「教育体制の強化」等の施策を実行していかなければなりません。

3.課題への取り組みにあたって望むこと

既に述べましたように、JFEグループを取り巻く経営環境は激しく変化し続けています。こうした環境下においてもJFEグループの存在を評価していただくためには、お客様のご要望に耳を傾け、迅速にその実現に取り組んでいく必要があります。このためには、社員一人ひとりが、自分の役割を認識し、自ら考え行動する意思と実行力を持つことが不可欠です。開拓者として挑戦していく活力と、前例にとらわれない柔軟性、そして誠実さをもって対応することにより、企業理念を実現していくことが大切です。

4.結び

JFEグループにとって、全ての取り組みはCSRの徹底が大前提であり、また基本です。お客様、株主、取引先、地域社会など全てのステークホルダーの皆様に対する責任を果たすことによって、信頼関係を更に深めていくようお願いいたします。

以上、年頭に当たり私の思いの一端を述べました。
本年が皆さんとご家族にとり、健康で実り多い年となることを祈念し、新年の挨拶といたします。