• 採用情報
  • サイトマップ
  • Language

PC版

MENU

ニュースリリース


公益財団法人 JFE21世紀財団
JFEホールディングス株式会社

「JFE21世紀財団」
2014年度 大学研究助成 交付研究の決定について

公益財団法人JFE21世紀財団(理事長:馬田 一 JFEホールディングス(株)代表取締役社長)は、1990年の設立以来、21世紀鉄鋼産業の振興および豊かな生活文化の形成への貢献を目的とする諸活動を通じて、JFEグループの社会的貢献を担う財団として発展してまいりました。

このたび当財団は、主要活動の一つである大学研究助成事業において、2014年度の助成金交付対象となる35件の研究(アジア歴史研究10件、技術研究25件)を選定いたしました。1件あたりの助成金額は、「アジア歴史研究助成」150万円、「技術研究助成」200万円で、助成金総額6,500万円となります。

なお、これにより1991年度から2014年度まで24年間の大学研究助成における累計交付件数および助成金総額は、585件、11億3780万円となりました。

当財団では、来る12月1日にJFEスチール(株)本社において研究助成金贈呈式を行う予定です。

2014年度・大学研究助成の交付研究(一覧)(五十音順、敬称略)

1.アジア歴史研究助成 10件 

「アジア歴史研究助成」は、近年、経済の発展等で発言権と存在感を増した、中国、韓国、モンゴル、インド、ASEAN及び中央アジア・西アジアに渡る広範なアジア諸国と、日本が共存共栄していくために、アジアの人々の「ものの考え方」や「価値観・世界観」を、その形成過程から理解し、日本に対するVisionを提供するとの目的意識をもった大学研究者の研究を助成対象としています。

10年目を迎えた今年度は46大学等65件(国公立28大学44件、私立15大学18件、国公立研究機関他3件)の応募があり、アジア歴史研究助成審査委員会(※1)での厳正な審査の結果、下記10件を助成研究として選定しました。応募研究の対象地域は、今年も中国・朝鮮半島・東アジアが68%と大半でした。そして、東南アジア関係が12件(昨年5件)と応募が急増し、南アジア・西アジアを対象とする応募は減少傾向となりました。

伊藤正子  (京都大学 アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻・准教授)
「国際関係のなかの華僑・華人:20世紀以降のベトナムを舞台として」
日下部達哉 (広島大学 教育開発国際協力研究センター・准教授)
「近現代バングラデシュの人的資本発達史研究」
佐藤仁史  (一橋大学 大学院社会学研究科・教授)
「近代中国の郷土意識と地域文化に関する社会史研究」
寺山恭輔  (東北大学 東北アジア研究センター・教授)
「20世紀前半の極東アジア諸国による交通政策と社会変動」 
野田 仁  (早稲田大学 高等研究所・准教授)
「露清帝国間の移動・境界と国際秩序」
松井 太  (弘前大学 人文学部国際社会講座・教授)
「10~14世紀東方ユーラシアにおける古代ウイグル族ネットワークの解明」
黛 秋津  (東京大学 大学院総合文化研究科・准教授)
「オスマン帝国のクリミア支配とロシアの進出によるその変容―黒海地域史の観点から」
三尾裕子  (東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
「膨張する中国による東アジア新秩序下の中台関係に関する人類学的研究」
森谷裕美子 (九州産業大学 国際文化学部・教授)
「フィリピンにおける北部ルソン日系人社会の歴史的経験に関する研究」
李 海燕  (東京理科大学 工学部・専任講師)
「中国東北地区の民族雑居地域における民族関係をめぐる社会史的考察
-漢・満・モンゴル・朝鮮族雑居地域でのフィールドワークを通じて-」
※1:アジア歴史研究助成審査委員会 委員長:染谷臣道氏(静岡大学名誉教授、本財団評議員)
  委員:梅村坦氏(中央大学総合政策学部教授)
  委員:菊池秀明(国際基督教大学教養学部教授)

2.技術研究助成  計25件

「技術研究助成」は、財団創設時からの継続事業で、「鉄鋼技術」と「地球環境・地球温暖化防止技術」を助成対象としています。

「鉄鋼技術」は、日本が世界をリードする先端技術を有し、また将来にわたり世界の産業を支える主要な材料であり続けるための、鉄鋼の製造プロセス・材料開発・鉄鋼関連技術を助成対象としています。

「地球環境・地球温暖化防止技術」は、地球環境保全と省エネルギーや再生可能エネルギーなどの地球温暖化防止に資する技術開発を助成対象としています。

今年度は75大学等167件(国公立(含高専)60校141件、私立13校20件、国公立研究機関6件)の応募があり、技術研究助成審査委員会(※2)での厳正な審査の結果、「鉄鋼技術研究」15件、「地球環境・地球温暖化防止技術研究」10件、合計25件を助成研究として選定しました。

(1)「鉄鋼技術研究」 15件

応募された研究テーマ別内訳は、鉄鋼プロセス25件、鉄鋼材料19件、鉄鋼関連技術15件の合計59件でした。このうち鉄鋼プロセス研究6件、鉄鋼材料研究6件、鉄鋼関連研究3件の計15件を選定しました。

大島孝仁  (東京工業大学 理工学研究科応用化学専攻・助教)
「ステンレスのさびを利用したエネルギー創成光触媒の開発」
興戸正純  (名古屋大学 エコトピア科学研究所・教授・副所長)
「自己組織化単分子膜を複合化した超撥水性表面の創製」
加藤嘉英  (岡山大学 環境生命科学研究科環境科学専攻・教授)
「精錬反応における局所領域に着目した撹拌方式の評価」
桑原正史  ((独)産業技術総合研究所 電子光技術研究部門光センシンググループ・上級主任研究員)
「酸化鉄形成過程への光学的評価方法の適用」
桑原泰隆  (大阪大学 大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻・助教) 
「高炉スラグから製造した吸着材による効率的リン回収・再資源化技術の創出」
小山元道  (九州大学 大学院工学研究院機械工学部門・助教)
「Mn-C相互作用を利用したオーステナイト系ステンレス鋼の疲労限創出」
塩田達俊  (埼玉大学 大学院理工学研究科数理電子情報部門・准教授)
「広い表面形状を高分解で高速に計測する非接触センシング技術の研究」
杉本憲司  (宇部工業高等専門学校 物質工学科・講師)
「鉄鋼スラグの化学的・物理的特性の違いによる岩礁性藻場造成モデルの構築」
武居昌宏  (千葉大学 大学院工学研究科人工システム科学専攻機械系コース・教授)
「トモグラフィーによる模擬炉内の固気液三相流の相分布と温度分布の非接触4D可視化計測」
埜上 洋  (東北大学 多元物質科学研究所・教授)
「高炉充填層内の液体・粉体共存流動特性の解明」
平田秋彦  (東北大学 原子分子材料科学高等研究機構・准教授)
「先端透過電子顕微鏡を用いたODS鋼中のナノ酸化物の解析」
藤浪眞紀  (千葉大学 大学院工学研究科共生応用化学専攻・教授)
「水素誘起超多量空孔検出とその金属物性への影響」
松島永佳  (北海道大学 大学院工学研究院・准教授) 
「高速走査プローブ顕微鏡を応用したアルミニウムめっき膜による鋼板防食への展開」
松永哲也  ((独)物質・材料研究機構 材料信頼性評価ユニット高温材料グループ・研究員)
「高クロムフェライト系耐熱鋼の溶接部の早期破壊機構の解明」
三木貴博  (東北大学 大学院工学研究科金属フロンティア工学専攻・准教授)
「毛細管現象を利用した製鋼スラグ中酸化鉄、酸化りんの分離回収」

(2)「地球環境・地球温暖化防止技術研究」 10件

応募された研究テーマの内訳は、地球環境保全35件、地球温暖化防止56件、環境材料等17件の108件でした。このうち地球環境保全3件、地球温暖化防止6件、環境材料等1件の計10件を選定しました。

池田輝之  (茨城大学 工学部マテリアル工学科・教授)
「ガス透過型熱電デバイスの創製と新しい熱エネルギー回収」
岩本伸司  (群馬大学 大学院理工学府分子科学部門・准教授)
「酸化バリウム触媒を用いた窒素酸化物の直接分解除去に関する研究」
内田孝紀  (九州大学 応用力学研究所風工学分野・准教授)
「風車の重大事故防止に資する乱気流診断システムの開発」
近藤潤次  (東京理科大学 理工学研究科電気工学専攻・准教授)
「固定速フライホイール電力貯蔵に関する研究」
鈴木祐麻  (山口大学 大学院理工学研究科環境共生系学域・助教)
「鉛の土壌中金属酸化物への選択的濃縮現象:メカニズムの解明と先駆的土壌浄化技術への活用」
谷口育雄  (九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所・准教授)
「電気化学的手法による革新的省エネルギーCO2分離回収システムの開発」
中野陽一  (宇部工業高等専門学校 物質工学科・准教授) 
「アマモ群落の遺伝的解析による種母となる群落の特定と広域管理方法に関する研究」
中山将伸  (名古屋工業大学 大学院工学研究科物質工学専攻・准教授)
「理論計算による酸素透過性ペロブスカイト酸化物の電子・イオン混合輸送メカニズム解明」
松井裕章  (東京大学 大学院工学系研究科・講師)
「透明酸化物半導体プラズモニックナノ粒子に立脚した熱線遮断技術の開発」
本山宗主  (名古屋大学 工学研究科マテリアル理工学専攻・助教) 
「ナノポーラス材に充填した液体金属の固体電池負極への応用」
※2:技術研究助成審査委員会 委員長:小倉康嗣氏(JFEスチール(株)代表取締役副社長)
  委員:斯界の権威である大学教授・大学名誉教授6名と
JFEグループ会社役員4名に委嘱 (委員名は非公表)

「JFE21世紀財団」概要

・名称:
公益財団法人JFE21世紀財団
・設立:
1990年12月(旧川崎製鉄(株)が、創立40周年を記念して設立)
・監督官庁:
内閣府(2012年4月1日付 「公益財団法人JFE21世紀財団」を登記)
・資産:
29.59億円(内 公益目的保有財産21.7億円) (2014年3月末)
・事業(2014年度予算) 事業費(公益会計):
10,480万円
  1. 大学研究助成(アジア歴史研究助成、技術研究助成)
  2. 鉄鋼に縁のある地域への貢献
    ①地域イベントへの協賛
    ②「海外子女文芸作品コンクール」協賛と優秀作品文集の小中学校への寄贈
  3. 情報の収集および提供: 各種財団出版物の寄贈

・運営/組織(50音順、敬称略)                     (2014年9月現在)
理事長 馬田 一 JFEホールディングス(株)代表取締役社長
専務理事 岡田伸一 JFEホールディングス(株)代表取締役副社長
理 事 浅井滋生 名古屋大学名誉教授
  岡本圀衞 日本生命保険(相)代表取締役会長
  小林栄三 伊藤忠商事(株)取締役会長
  下村節宏 三菱電機(株)相談役
  福島久哲 九州大学名誉教授
  前田正史 東京大学教授
  吉川 洋 東京大学教授
監 事 谷上和範 公認会計士、新日本有限責任監査法人シニアパートナー
  山村 康 JFEホールディングス(株)専務執行役員
評議員 井口 学 北海道大学名誉教授
  染谷臣道 静岡大学名誉教授
  林田英治 JFEスチール(株)代表取締役社長
  前川弘幸 川崎汽船(株)特別顧問
  三島良直 東京工業大学・学長
  山本寛斎 デザイナー・プロデューサー
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
公益財団法人 JFE21世紀財団 Tel. 03-3597-4652
JFEホールディングス(株)総務部広報室 Tel. 03-3597-3842

ニュースリリースへ戻る