1997年11月6日

川崎製鉄株式会社

アメリカ自動車業界の品質基準 QS−9000の認証を取得

――鉄鋼業界では日本初――

 川崎製鉄(株)水島製鉄所は薄板部門(熱間圧延・冷間圧延・表面処理鋼板及び鋼帯)において11月4日、日本検査キューエイ(株)より、日本鉄鋼業界で初めてアメリカ自動車業界の品質基準であるQS−9000の認証を取得しました。

 QS−9000とは、 GM、フォード、クライスラーのアメリカBIG3およびトラック業界が中心となって、ISO9000をベースに自動車産業としての独自要求などを加えて作成された、品質保証システムの規格であり、今後BIG3と取引を行う上での前提条件となる規格です。

 水島製鉄所では1997年中のQS−9000認証取得を目標に、まず昨年9月に、薄板部門でのISO9001の認証を取得しました。その後、業界に先駆けてQS−9000としての独自要求事項の整備を行ってきました。

 特に

・アメリカ自動車産業独自の、主に部品に要求される項目を鋼材にどう適用するかの調査・検討

・継続的改善活動・ CS(顧客満足度)の評価方法・予防保全システム・測定システム解析等のISOには無かった要求事項のシステム整備

を行い、QS−9000の全ての要求事項に適合する、システムを構築してきました。

これまでにも、当社は自動車用鋼板を輸出してきましたが、今回の認証取得により、高品質な自動車用鋼板を製造する能力および品質、生産性を継続的に改善する仕組みを認証されたことになり、より一層顧客の信頼性向上につながるものと期待しております。

また、当社では、千葉製鉄所においても、QS−9000の認証取得に向けた準備を進めております。

以 上