
1998年5月28日
川崎製鉄株式会社
川崎製鉄(株)は、当社のグループ会社である川鉄電設(株)と川鉄情報システム(株)の協力を得て、水島製鉄所に既設の所内光ケーブルネットワークを利用した分散型交換機システムを導入し、このほど稼働させました。新交換機システムは最新の高速通信技術ATM(Asynchronous
Transfer Mode)を採用したものであり、電話交換機能だけでなく、マルチメディア通信での活用も可能となり、所内の情報通信ネットワーク基盤の整備を推進するものです。
今回の新電話交換機システムの導入は、従来の電話交換機が更新時期を迎えていたため、これを機に外線電話回線の集約、多様な通信サービスの導入による通話料金削減や将来の事業所用PHSの導入想定という電話機能面での合理化・充実を図ると同時に、情報通信と画像ネットワーク基盤を整備することによって将来のマルチメディア通信展開の可能性を拡大するというメリットを狙ったものです。
[マルチメディア通信展開例]
・コンピューターや制御装置の遠隔保全
・製造ラインや港湾設備の遠隔監視
・エンジニアリングデータベースの構築
・簡易テレビ会議の推進
新電話交換機システムはATM通信装置10台、交換機6台、光ケーブル所内総延長35km(既設)からなるもので、一事業所単位としては国内最大規模となります。
また、水島製鉄所では岡山県が進めている「岡山情報ハイウエイ構想」のモデル実験事業の一環として在宅勤務システム実験を実施しておりますが、この実験のために倉敷ケーブルテレビの光ケーブルを利用した社外とのネットワーク接続を実現しており、今回の新交換機システムの導入により、製鉄所内外の情報通信ネットワークの基盤が整備されたことになります。
以 上
【ご参考】
川鉄電設株式会社
(1)本社;兵庫県神戸市中央区
(2)社長;宮崎容治
(3)資本金;3億円
(4)売上高;295億円(平成9年3月期)
(5)従業員;793名(平成10年4月現在)
川鉄情報システム株式会社
(1)本社;東京都江東区
(2)社長;富島正
(3)資本金;8.4億円
(4)売上高;278億円(平成9年3月期)
(5)従業員;1,320名(平成10年4月現在)