1998年5月25日

川崎製鉄株式会社

弧状推進工法による河川横断水道管工事の初受注について

川崎製鉄(株)エンジニアリング事業本部、エネルギー・水道事業部は、淡路広域水道企業団より、淡路島・大日川において、弧状推進工法「K−LEAD工法」による飲料水用パイプラインに関する工事一式を受注し、このほど弧状推進工法部分の工事を完了いたしました。

今回の工事は、弧状推進工法により当社が手がけるパイプライン工事として、初の案件です。

当案件は、淡路島内の上水道パイプライン敷設事業である、「淡路広域水道用水供給事業」(兵庫県営神出浄水場から淡路島を縦断、敷設総延長148km、当社は20km超の工事を受注)の一部で、大日川の横断工事です。

工事の概要は以下の通りです。

施主 淡路広域水道企業団
場所 兵庫県 三原郡 西淡町 志知
形状 長さ約250m、うち弧状推進工法による施工部分約240m
鞘管350mm、本管250mm(二重管方式)
※大日川の川幅は約70m
工期 1998年2月下旬〜6月
受注額 約2億円

弧状推進工法は石油掘削技術を応用したパイプライン敷設工法で、日本屈指の石油掘削会社である、日本海洋掘削株式会社と共同で導入いたしました。97年2月に実証実験を実施、その後本格的に受注活動を開始してまいりました。

当工法は、まずドリルパイプを水平掘削機でコースコントロールしながら弧状に押し込み、河川や障害物を地下から迂回して、小径の孔を目的地点に向けて貫通させます。その後、この小径の孔を拡大し、最後にパイプをドリルパイプで引き込み、工事が完了します。

当工法の特徴は、口径800mm程度までのパイプラインを、立て坑なしに、迅速に敷設することが可能であることです。また、ほとんどの地質への対応を実現しており、計画したルートを高精度に掘削することを可能としております。

当社は今後とも、技術改良を進めながら、弧状推進工法「K−LEAD工法」の受注活動に注力してまいります。

以 上

(参考)日本海洋掘削株式会社
所在地:東京都港区西麻布3−20−16西麻布アネックス
電話:03−5411−9876 FAX:03−5411−9202
社長:吉井達夫(よしい たつお)

本件に関する問い合わせ先
川崎製鉄(株) 総務部 広報室 03−3597−3161