1999年3月18日

川崎製鉄株式会社


水島製鉄所第2高炉の連続稼働20年について


 川崎製鉄(株)水島製鉄所第2高炉(内容積2,857m3 能力6,000t/日)は、1979年3月の第3次火入れ以来、今日まで連続して稼働しておりますが、来たる3月20日に連続稼働20年を迎えます。

 同高炉は、現在稼働中の世界の高炉の中での連続稼動記録を更新中でありますが、現在も炉状態は健全であり、このまま推移すれば本年12月には、当社千葉製鉄所・第6高炉が1998年3月に樹立した連続稼働の世界記録(20年9ヵ月)も更新できる見通しとなっています。


 同高炉が連続稼働20年を達成できた要因は以下のとおりです。

  1. 同高炉は、1979年に当社として初めての自社改修を実施し、高水準の炉体・鉄皮製作据付技術と川鉄式ステーブ(炉体冷却設備)によって、炉体の状態を健全に維持できたこと。
  2. 高炉炉況判断システム(Go-Stop System)※1により、長期間にわたる安定した炉況を継続できたこと。
  3. 設備診断システム※2を用いて設備保守管理の強化を徹底したこと。
  4. 高炉装入物の半径/円周方向制御※3により、炉内原料分布偏差を低減し、炉体への負荷を軽減できたこと。
  5. ※1.高炉炉況判断システム:
    高炉の炉内温度や通気性等、数種の炉況評価指数を総合的に判断して、操業におけるアクションをガイダンスする人工知能(AI)システム。
    ※2.設備診断システム:
    高炉の各設備の耐久期間や劣化状況を管理し、補修を必要とする時期や補修内容をガイダンスするシステム。
    ※3.高炉装入物半径/円周方向制御:
    原料の炉内への装入分布状況を、炉頂でのガスの温度分布によって判断し、その結果に応じて原料の装入量を半径方向に加え円周方向においても調整することで、原料分布の偏差を低減する制御。

以 上

(参考)

第2高炉の概要

・出銑能力:6,000トン/日  ・炉内容積;2,857m3  ・炉高;102m

・稼働:第1次…1969年 1月〜1973年 5月

     第2次…1973年11月〜1978年 7月

     第3次…1979年 3月〜現在

・累計出銑量: 39,547,086t (13,842t/m3) 1999/02/28現在

・連続稼働記録:川鉄千葉6BF(1998/3/24吹止7,586日)

          川鉄水島2BF(1999/3/20現在7,306日)


本件に関するお問い合わせ先

川崎製鉄株式会社 総務部広報室
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