
1999年4月1日
川崎製鉄株式会社
1999年度大学卒新入社員入社時 社長講話(要旨)
日時:4月1日10:00〜
場所:東京本社
入社おめでとう。
経済環境は長く深い低迷状態から漸く脱け出ようとしている。
株価の上昇はその兆しの一つだ。
日本の鉄鋼業は数多くの苦難に耐えながら、世界の鉄鋼業の中でトップクラスの地位を維持してきたし、今後もそれは変わらないだろう。
その誇りをもって仕事をして貰いたい。
川鉄の主体事業が「鉄鋼業」であることは将来とも変りはなく、それを中心に多くのグループ企業が衛星のように取り巻いているが、これからはこのグループ力をいかに結集し、成果を出していくかが重要な課題。
諸君はその中核の川崎製鉄に入社したのであり、将来会社を担っていく幹部候補生であるという認識をしっかりもって欲しい。
それは、誰かが何かをしてくれることを期待することではなく、自らが何をなし得るかを自ら考え、自らの言葉で語り、自ら積極的に行動するということを意味する。
少々生意気だと言われるくらいになれ。ただ、先輩に教えを乞う謙虚さを持ちつづけなければならない。
将来、諸君が会社の幹部になった時、仕事のベースになるのは「見識」と「胆力」だ。
これは長い間の勉強と仕事や人との接触を通じて養われるものだ。本を読み、人と接しながら、それを長い間に心掛け、培って欲しい。
これを始めから心掛けるか否かで長い間に差がついてくるものだ。
最後に5つのことを言っておきたい。
そして、会社の宝になれ。
取締役社長 江本 寛治(えもとかんじ)
[ご参考]新入社員数
大学・大学院卒 事務系18人 技術系45人 計63人
高校卒等 127人
以 上
本件に関するお問い合わせ先
川崎製鉄株式会社 総務部広報室
03−3597−3166