
平成8年度の業績見通しおよび期末配当について
当社の第72期(平成8年度)決算につきまして、今般その見通しを得ましたので、お知らせいたします。
既に発表いたしました平成8年度上半期実績につきましては、景気が一進一退で推移する中、新たに「新中期経営計画」をスタートし、全分野において収益基盤の強化に取り組みました結果、売上高4,482億円、経常利益は83億円となりました。
下半期につきましては、早いスピードでの円高是正あるいは消費税率改定前の駆け込み需要により一部の業種では景況感の好転が見られるものの、一方では急激な株安、個人消費の停滞・伸び悩み等を主因に、先行きに対する懸念が強まり、全体としての景気回復の実感は薄いものとなっております。
鉄鋼部門につきましては、国内向けで長期化していた在庫調整が漸く終了したことに加え、建築・自動車向けの需要が好調であり、価格面での改善は小幅に止まるものの、販売量は増加すると見込まれます。又、輸出につきましては東南アジアでの在庫調整がほぼ終了し、市況も底をついたものと思われます。
鉄鋼以外の部門につきましては、LSI事業が半導体市況の回復の遅れの影響を受けて業績が停滞しておりますが、エンジニアリング事業、橋梁・鉄構事業、化学事業では上半期比増収を予定しております。
コスト面では、「新中期経営計画」に織り込んだ諸施策の確実な実現へ向けて、成果を挙げつつあります。
これらから、当期の業績につきまして、以下のように予想しております。
上半期実績 下半期予想 年度予想 売上高 4, 482億円 4, 900億円程度 9, 400億円程度 経常利益 83億円 150億円程度 230億円程度 当期利益 41億円 60億円程度 100億円程度 又、連結の業績見通しにつきましては、年間売上高11,900億円程度(前年度11,643億円)、経常利益280億円程度(前年度142億円)当期利益50億円程度(前年度237億円)と見込んでおります。
配当につきましては、既に中間配当を一株当たり1.5円で実施させていただきました。下半期につきましては、不透明な環境下ではありますが、上記の如く若干の業績の向上が見込まれます。これらから、株主の皆様のご期待に沿うべく、一株当たり1.5円の期末配当を実施する方針にて株主総会にお諮りする旨、本日の取締役会で決議いたしましたのでお知らせいたします。
以 上