Press Release

2001年 5月29日

耐候性鋼のさび安定化処理剤「カプテンコートM」が
日本塗装技術協会・技術賞を受賞



 当社はこのたび、環境調和性と施工性に優れた耐候性鋼のさび安定化処理剤「カプテンコートM」の開発に関して、日本塗装技術協会(会長:東大名誉教授 白石振作氏)より技術賞を受賞いたしました。
 耐候性鋼は、橋梁など鋼構造物のライフサイクルコスト低減ニーズの高まりと共に、近年需要が拡大しておりますが、安定さびが形成されるまでは流れさびなどによる景観汚染が問題となります。さび安定化処理とは、耐候性鋼の流れさびを防止する目的で行なわれるものです。しかし、従来のさび安定化処理は
 1)多層の塗り重ねや特殊な化成処理が必要であるなど施工が煩雑である
 2)クロム化合物の使用など環境負荷が大きい
などの課題がありました。当社が開発した「カプテンコートM」は、以下の特長を有する画期的なさび安定化処理剤です。
 1)単層(1回塗り)による優れた施工性
当社独自技術により、さび安定化に必要な機能(安定さび熟成、流れさび防止、塩分透過抑制)を単層塗膜に兼ね備えることに成功、優れた施工性を実現しました。
 2)優れた環境調和性
クロム・鉛化合物完全フリー、長期景観保持機能など、優れた環境調和性を有します。 
 3)プレコート鋼板による、更なる施工費縮減
カプテンコートMのプレコート鋼板もラインナップし、お客様における製品ブラスト工程を簡略化しうる新施工プロセスを提案。更なる施工費の縮減を図っております。

 カプテンコートMは、上記の特長がお客様に評価され、平田化成株式会社(本社:東京03-3521-0373)を通じて製造販売開始後、ここ1年間で、約15物件、50000m2(鋼材約5000トン相当)を受注し、今後も景観が重視される都市部の物件を中心に大幅な受注拡大が見込まれます。特にプレコート鋼板は、施工費の縮減に大きな効果が得られることから、お客様から大好評を得ております。
 日本塗装技術協会 技術賞は、塗装技術の進歩発展に大いに貢献した個人、グループおよび団体に贈られるものです。今回の受賞理由としては、カプテンコートMの特長である、単層化、プレコート対応による優れた施工性、およびクロム・鉛化合物フリーによる優れた環境調和性が、高く評価されたことによるものです。
 当社では、今後もカプテンコートMを通じて、橋梁など鋼構造物の更なるライフサイクルコスト低減、公共事業費の縮減に大いに貢献すべく、一層の努力をして参ります。

以 上  


本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
NKK 秘書部広報企画グループ
TEL. 03-3217-2142


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