Press Release

2001年 6月 7日

業界初 建築構造用590N/mm2TMCP極厚H形鋼の大臣認定取得
高強度590N/mm2級建築柱用主要鋼材(BOX型、円形、H形) の大臣認定シリーズ化完了



 当社はこのたび、建築構造用590N/mm2TMCP極厚H形鋼(HIBUIL-H440B, HIBUIL-H440C)について、改正建築基準法に準拠した国土交通大臣の材料認定を国内で初めて取得致しました。 これにより、柱用途の建築構造用主要鋼材である「溶接四面BOX(厚鋼板)、NTコラム(円形鋼管)、今回の極厚H形鋼」全シリーズで高強度590N/mm2級の大臣認定を取得したことになり、業界初のことです。

 従来主要構造部材に関しては、建物毎の個別認定を受けていましたが、2000年6月の基準法改正に伴い、国土交通大臣の事前の材料認定(建築基準法第37条二号)が必要になりました。 そこで当社では、建築構造用590N/mm2TMCP極厚H形鋼について、本年2月に(財)日本建築センターの材料性能評価を取得し、これに基づき、国土交通大臣の材料認定を取得しました。この材料認定取得により、通常のJIS規格材と同様に確認申請手続きのみでの使用が可能になりました。

 当社では、一昨年TMCP(熱加工制御)法による極厚H形鋼の製造技術を確立し、高強度、高靭性および溶接性に優れた「建築構造物用TMCP極厚H形鋼(HIBUIL-H325、355シリーズ)」を開発し製造してまいりました。今回認定を取得したHIBUIL-H440B、HIBUIL-H440Cは、こうした最先端の技術を駆使して、従来の極厚H形鋼に比べてさらに高強度化を実現したものです。これにより、超高層ビルの様な大型建築物の耐震性をさらに向上させるとともに、柱断面サイズ及び鋼材重量の低減や柱スパンの拡大が可能になり、経済性にも優れた鋼材です。
 基準強度は、いずれも440N/mm2で、板厚は20mm以上 80mm以下の極厚サイズとなっています。
 また鋼材の製造にあたっては、製鋼から圧延まで一貫して当社福山製鉄所内で行なっており、製造工期も他の一般的な建築用鋼材と同等です。
 当社では、既に汐留再開発地区に建設中の最新鋭オフィスビルである汐留シティセンター(平成15年1月末竣工予定)のプロジェクト等への納入実績があります。

 当社では、他メーカーに先駆けて590N/mm2級の厚鋼板を開発し、昭和61年に初めて溶接四面BOX柱として実プロジェクトに採用されて以来、建築構造用柱材の高強度化を推進し、平成8年には、590N/mm2級の厚鋼板(SA440)で認定を取得しました。 平成11年には業界で初めて590N/mm2級の円形鋼管柱(NTコラム)の認定を取得し、首都圏を始めとする大規模プロジェクトへの納入を行って参りました。
 このたびの590N/mm2級極厚H形鋼の認定取得により、業界で初めて主要な柱用鋼材の高強度590N/mm2級のシリーズ化を実現した事になります。

 当社では、デザイン性を増し複雑化する建造物やビルの高層化に対応する為、安全で経済性に優れた鋼材を今後とも積極的に開発し、提供して参ります。

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溶接四面BOX柱(厚鋼板)
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NTコラム(円形鋼管)
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極厚H形鋼
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汐留シティセンター完成予想図

以 上


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 N K K  秘書部広報企画グループ  TEL 03-3217-2431 

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