Press Release

2001年 7月27日



自動車用表面処理鋼板の裁判でNKKが勝訴



   判 決 主 文
 原告の請求を棄却する。
 訴訟費用は、原告の負担とする。

 自動車用表面処理鋼板の特許権侵害をめぐって新日本製鐵株式会社(以下新日鉄)が当社に対して28億円の損害賠償を求めた裁判において、東京地方裁判所(第47部;森裁判長)は本日、原告新日鉄の請求を棄却するという判決を下した。

 新日鉄は、鉄濃度が60%以上の連続被覆表面層を有する溶融亜鉛2層めっき鋼板の特許を有しており、当社が韓国の現代自動車等に供給していた製品PZBが同特許の侵害にあたるとして、平成11年10月に提訴した。これに対して、当社は、PZBは当社が新日鉄より早く独自に開発した技術に基づく製品であり、その表面層は鉄濃度が60%未満であり、新日鉄特許とは表面層の組成も構造も明白に異なるものであるとして、侵害はあり得ないと主張していた。

 自社特許の権利範囲を広く解釈して侵害だとする新日鉄の主張と、当時の技術常識と特許明細書の記載内容に照らして権利範囲の拡大解釈を許さないとする当社の主張は裁判において真っ向から対立し、両社はそれぞれ実験報告書等に基く立証を重ねてきた。裁判所は当社の主張を受け入れ、何が発明の本質なのかを認定した上で、PZBは新日鉄特許を侵害していないと判断したものである。

 今回の判決は、当社の主張が認められたものである。今後とも当社は、自社他社を問わず特許権を尊重し、かかる係争に対しては、毅然とした態度で臨む所存である。

以 上  


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