Press Release

2001年 8月27日



NKK テーラードブランクシート納入開始



 当社はこのたび、自動車メーカーや同部品メーカーよりテーラードブランクシートを受注し、今秋にも中京地区における当社系の中核コイルセンターである株式会社 葵商店(浅井傑人社長;本社;愛知県岡崎市)にレーザー溶接設備を導入し、テーラードブランクシートの納入を開始致します。

 テーラードブランクシートは、板厚や材質の異なる板どうしをプレス前にレーザー溶接する事により、車両の軽量化や材料の最適配置を進めるもので、自動車メーカー内の作業効率を高めるものとして、欧米を皮切りに昨今急速に広がりを見せています。ULSABの設計思想にもこの考え方が積極的に織り込まれており、車両のパネル部品のみならず、骨格を構成する各種部品に適用されています。当社では北米子会社において既にテーラードブランクの事業展開を行っておりますが、日本国内においても今後拡大するものと捉え、(株)葵商店をパートナーとして、そのノウハウを投入することと致しました。

 当社では、今回の設備をパイロットプラントと位置づけ、自動車の開発段階からその蓄積したノウハウを供与する事を通じて、カスタマーフォーカスに基づいた商品競争力の強化を目指しています。
 また(株)葵商店としては、テーラードブランクシート製造を通じて、従来のスリット、レベラーブランキングといったコイルセンター機能を一層ユーザー側に近づけ、事業の高付加価値化を図り、中京地区における自動車用鋼板の加工拠点としての地位を固めることを目指しています。
 なお国内コイルセンターとしてテーラードブランクシートを製造するのは、(株)葵商店が業界初となります。

 当社ではこれからも、自動車づくりのコンセプトである「安全、環境、リサイクル」の何れのニーズにも幅広く応えられる様、技術開発を積極的に展開して参ります。

(溶接設備仕様概要)
  • 三菱電機(株)製 LD−YAGレーザー採用
  • 表裏面の溶接部オンライン検査装置を保有
溶接速度;毎分約5m/分,加工能力8万枚/月   
  厚;0.7〜2.3mm
製品寸法;MAX600×2,000mm
MIN150×500mm
溶接線長;150〜600mm

以 上  


本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
NKK 秘書部広報企画グループ
TEL. 03-3217-2431


戻る



  Copyright (C)2000 NKK Corporation. All Rights Reserved.  ご利用に当たって