Press Release

 2002年3月6日

当社米国子会社ナショナル・スチール社のチャプター11申請について



 当社の米国子会社であるナショナル・スチール社(当社持株比率53.5%)は、3月6日、連邦破産裁判所に対し、米国連邦破産法第11章(チャプター11)に基づく更生手続きの申請を行いました。これは、現状の米国鉄鋼業の置かれた厳しい状況のもとで、ナショナル・スチール社が流動性を確保しリストラクチャリングを進めることを目的として、同社のマネージメント並びに取締役会が判断したものです。

 本件に伴い当社の連結決算は、当期利益で180億円程度減少が見込まれます(特別損失として260億円程度)。また、単独当期利益では110億円程度の減少が見込まれます(特別損失は190億円程度)。なお、ナショナル・スチール社の損益は当年度までの当社連結決算に反映されますが、同社の当期末の資産、負債は連結決算から除外されます。
 これらの当社決算への影響は、先に締結した条件付き株式譲渡契約の結果として、ナショナル・スチール社とUSスチール社との経営統合が実現した場合とほぼ同じです。

 今後、ナショナル・スチール社はチャプター11に定められた手続きに則り、破産裁判所の公正な監督の下でリストラクチャリングを進めていくことになります。DIPファイナンス(注)についても既に金融機関との間で基本的な合意がなされており、必要な運転資金は確保しております。したがって、同社の生産・販売などの企業活動は従来通り継続される見込みです。

 現状のナショナル・スチール社のマネージメント体制は当面継続し、当社としては、上記のナショナル・スチール社の努力を見守っていきたいと考えておりますが、新たな資金・資本の投入は考えておりません。

 ナショナル・スチール社とUSスチール社の統合については、チャプター11申請という事態を踏まえ、USスチール社と協議いたしますが、当社としては、引き続き両社の統合計画は進むものと期待しております。また、当社とUSスチールの業務提携の協議についても継続していきたいと考えております。

(注) DIPファイナンス: 再建計画が認可されるまでの間、DIP(Debtor-In-Possession=事業資産などを所有し続けている債務者)に対して行われる運転資金融資


ナショナルスチール社の概要

補足資料

以 上  


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NKK 秘書部広報企画グループ
TEL. 03-3217-2123


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