Press Release

 2002年 3月7日

平成14年3月期業績見通し及び利益配当について



 当社の第148期(平成14年3月期)の業績につきまして、今般その見通しを得ましたので、お知らせいたします。

 当期のわが国経済は、個人消費の低迷に加え、民間設備投資も減少している等、景気は悪化を続けております。また、海外におきましても、米国、アジアなど世界経済は同時的に減速しています。

 鉄鋼事業につきましては、減産の強化により鋼材在庫は減少傾向にあるものの、需要が減退する中で国内外ともに鋼材価格が低迷しており、極めて厳しい販売環境にあります。
 総合エンジニアリング事業につきましても、官需、民需ともに競争激化等により、依然として厳しい状況が続いております。

 このような状況の下、総合エンジニアリング事業はコスト削減を予定通り実施し、前回見通しどおりの収益水準を確保できる見込みです。鉄鋼事業につきましてもコスト削減は予定通り達成しているものの、ナショナル・スチール社の業績が悪化したことに加え、国内および輸出市況回復が前回の想定よりも遅れていることにより、経常利益は減益となる見込みです。
 特別損益につきましては、株式市況低迷に伴う投資有価証券評価損に加え、ナショナル・スチール社が3月6日に米国連邦破産法第11章の適用を申請し更生手続きに入ったことに伴う損失を織り込んでおります。これに伴い、同社の損益は当年度までの当社連結決算に反映されておりますが、同社の当期末の資産、負債は連結決算から除外されます。なお、この連結決算に与える影響は、同社とUSスチール社との経営統合が実現した場合とほぼ同じです。
 この結果、連結業績見通しは、450億円程度の経常損失、740億円程度の当期損失となる見込みであります。

 以上の状況から当期の利益配当につきましては、本日の取締役会におきまして、誠に遺憾ながら無配とする予定とさせていただきました。
 川崎製鉄鰍ニの経営統合は予定通り推進しており、当社といたしましては、統合効果の前倒しも含め、グループ全体での堅固な収益基盤の確立と財務体質の改善に全力をあげて取り組んでまいる所存ですので、皆様におかれましては、何とぞご理解賜りたくよろしくお願い申し上げます。


 上記損益には、ナショナル・スチール社の2001年12月期までの損益を含んでおります。

平成13年度(2001年度)業績見通し補足資料 (PDF)

以 上  


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NKK 秘書部広報企画グループ
TEL. 03-3217-2140


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