Press Release

2002年 3月27日



鉄鋼スラグを活用した実海域における海域環境改善試験の実施について



 当社は、広島県の補助事業として、瀬戸内海(広島県因島市)において、世界で初めてリサイクル材のみを使用した「海域環境改善試験」を実施し、このたび完工いたしました。沿岸底質環境の改善および藻場の再生を目的とした本工事には、当社福山製鉄所にて製造した高炉水砕スラグ覆砂材(約1,000トン、800 m3)および擬岩マリンブロック(20個)が使用されており、およそ600m2の海域の環境改善を図っています。「海域環境改善試験」は、今後も追跡調査を行い、メンテナンスフリーの藻場が造成されることを確認してまいります。本工事は、広島県環境関連産業創出推進協議会の共同研究事業として、当社が中心となり鋼管鉱業(株)、大新土木(株)、昭和機工(株)と共同で実施いたしました。

 当社は、かねてより鉄鋼製造の副産物であるスラグの高度活用を積極的に推進して参りました。マリンブロックは、1997年11月より瀬戸内海にて藻場造成実証試験を実施中で、良好な結果を得ています。一方、高炉水砕スラグ覆砂材は、昨年、国土交通省 中国地方整備局 出雲工事事務所所轄の「中海浄化覆砂工事」において覆砂材として採用となり、54千トン(約40千m3、約4ヘクタール相当)が使用されました。

 海域改善を目的として、高炉水砕スラグ覆砂材とマリンブロックが同時に使用されるのは、今回が初めてのことであり、それぞれの特長を活かした海域の再生が図れるものと期待しております。


【参考資料】

以 上  


本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
NKK 秘書部 広報企画グループ
TEL. 03-3217-2123


戻る



  Copyright (C)2002 NKK Corporation. All Rights Reserved.  ご利用に当たって