Press Release

2002年 3月29日
 NKK
 エヌケー環境株式会社

ペットボトルリサイクル事業への進出について



 NKK(日本鋼管株式会社)の環境事業に於ける中核子会社であるエヌケー環境株式会社は、京浜製鉄所水江地区に使用済みペットボトルリサイクル施設を昨年8月より建設中でしたが、本年3月末に竣工し、4月1日から、使用済みペットボトルのリサイクル事業を営業開始する予定です。営業開始に先立ち3月29日に当該工場にて竣工式を挙行いたしました。

 この度、エヌケー環境が進出する使用済みペットボトルのリサイクル事業は、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)に基き、地方自治体が分別収集した使用済みペットボトルを、財団法人日本容器包装リサイクル協会(指定法人)から、入札にて受託し、破砕・選別・洗浄などの工程を経て、ペット樹脂フレークに再生し、卵パック等に使用されるペットシートや、ポリエステル繊維等を製造する会社等の需要家に販売する『マテリアルリサイクル事業』です。

 エヌケー環境がこの事業に進出した理由は以下の通りです。
1) NKKグループが展開しているリサイクル事業分野の多様化を図る中で、容器包装リサイクル事業の拡大・充実を図ること。特に『マテリアルリサイクル』分野へ進出することに意義があると判断したこと。
2) 当該事業から排出される残渣物等を既に、NKKで実施している使用済みプラスチックの高炉原料化事業に利用でき、ゼロエミッション・システムが確立できること。
3) 京浜地区は、使用済みペットボトルの大量排出地でありながら、大規模なリサイクル施設の空白地帯であったが、当事業により、域内でのペットボトルリサイクルが可能となり、地域への貢献を果たせると考えたこと。
4) エヌケー環境の株主である三井物産と連携することにより、再生ペット樹脂フレークの販売に不安なく事業化できること。

 処理施設の概要は以下のとおりです。
1) 処理能力:1万トン/年(約2億本)
2) 製品 :再生フレーク約7〜8千トン/年
3) 設備仕様:ベール処理能力1万トン
 破砕能力48トン/日
4) 投資額:約14億円
5) 処理フロー添付資料参照

 ペットボトルリサイクル事業は、97年度より既に幾つかの会社により実施されておりますが、エヌケー環境では今回の事業参入を機に、NKKと協力して製品であるペット樹脂フレークの品質向上を図り、事業基盤を確立して行こうと考えています。

 NKKグループでは、使用済みプラスチックの高炉原料化リサイクルに加え、今般の使用済みペットボトルのリサイクルなどにも積極的に取り組むと共に、既に仙台市(エヌケー環境)や名古屋市(IHIと合弁)にて行っているPFI事業等にもより一層注力して、川崎製鉄との経営統合による『JFEグループ』の中核的な事業となるよう取り組みを強化していきます。

【参考】
 これまでのNKKグループのリサイクル事業への主な取り組み。
         (内容)(開始時期)(規模)
1) 産業廃棄物プラスチック高炉原料化事業 1996年10月  5万トン/年
2) 容器包装プラスチック高炉原料化事業 2000年 4月 12万トン/年
3) 使用済み家電製品リサイクル事業 2001年 4月 80万台 /年
4) 容器包装プラスチック分別・圧縮事業
   (1)名古屋市 2000年 8月  6万トン/年
   (2)仙台市    2000年12月  2万トン/年


【エヌケー環境株式会社概要】
本社: 横浜市鶴見区弁天町3番地1
代表取締役: 内堀秀男
資本金: 650百万円
主要株主: NKKグループ 80% 三井物産 20%
従業員数: 317名(2002年3月末日予想)
売上高: 約100億円(2001年度予想)
事業内容: 容器包装プラスチック前処理分別事業・ペットボトルリサイクル事業
  廃酸・廃アルカリ処理、蛍光灯・乾電池リサイクル事業 等

以 上


本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
 NKK 秘書部広報企画グループ  TEL 03-3217-2138 

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