Press Release

 2002年 6月11日

再生樹脂によるコンクリート型枠用ボード製造事業への進出について



 NKK(日本鋼管株式会社)は、使用済プラスチックを再商品化した再生樹脂を活用する『コンクリート型枠用ボード(名称:NFボード)』を開発し、これらを製造、販売する『マテリアルリサイクル事業』に進出する事と致しました。
 こうした事業に進出する背景には、現在コンクリート型枠用として木質合板が年間約1億枚使用されていますが、CO2削減、熱帯雨林保護の観点から、木質合板の主要な原料である南洋材の使用削減が求められていること、および2002年度より全面施行される『建設リサイクル法』により、建設廃木材を95%以上リサイクルすることが必要となったこと等があげられます。

 当社が開発した再生樹脂によるコンクリート型枠用ボードの特徴として、
1.中心層を再生樹脂の発泡構造とし,その表裏面に、剛性の高い樹脂層を一体押出成形させた『複層構造』であること
2.上記構造により、従来の木質合板の型枠に代替し得る『軽量化』と『強靭さ』を両立したこと
3.原料となる再生樹脂の製造に際しては、塩化ビニルや異物の徹底分離を行っているため、使用済み型枠ボードは回収後に、製鉄原料としてリサイクルできること
等があげられます。

 本事業の営業開始は2002年9月、販売は鹿島建設、大成建設、清水建設の3社が出資して設立した『グリーン建材株式会社(本社東京:社長 石田直明 資本金80百万円)』を総代理店として行います。

 NKKでは、1996年10月より、京浜製鉄所にて産業廃棄物系プラスチックの高炉原料化事業を開始、2000年4月から京浜製鉄所および福山製鉄所にて、容器包装プラスチックの高炉原料化事業を追加し、現在年間10万T以上の使用済プラスチックをリサイクルしております。今般、従来の高炉原料化リサイクルに加え、マテリアルリサイクル分野に進出することで、リサイクルの『品揃え』を拡充し、事業規模の一層の拡大を図って行く考えです。
 また、首都圏に立地する製鉄所が、環境リサイクルをキーワードとした『21世紀の都市インフラ』として、地域社会に貢献していくことで、鉄鋼業の新たな可能性を追求していきたいと考えております。


【参考:設備概要】
 1)立地場所:川崎市川崎区水江町5−1(NKK京浜製鉄所内水江地区)
 2)面  積:敷地約4,300m2、建屋2,800m2
 3)生産能力:年間約200万枚(2×6板)
 4)従業員数:約45名(フル生産時)

「グリーン建材株式会社」についてはこちらへ
http://www.kajima.co.jp/news/press/200206/11m1fo-j.htm

以 上


本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
NKK 秘書部広報企画グループ
TEL. 03-3217-2138


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