Press Release

 2002年 6月12日

偏光式表面検査装置「デルタアイ」 連続焼鈍ラインでも稼働開始



 当社はこのたび、独自に開発した3チャンネル偏光式表面検査装置「デルタアイ」を福山製鉄所第4連続焼鈍ライン(CAL)に設置し、本格稼動を開始致しました。
 デルタアイは3つの偏光チャンネルの画像を利用することで、鋼板上の表面欠陥識別能力を飛躍的に高めたNKK独自の高性能表面検査装置です。

 当社は1999年、福山製鉄所の自動車外板用鋼板の製造ラインである、第2溶融亜鉛メッキライン(CGL)において、最初のデルタアイ第1号機を稼働させ、世界に先駆けて検査の完全自動化と、欠陥部への自動マーキングによる製造即出荷(製造ラインファイナル化)体制を完成させました。稼動以来、お客様からはマーキングコイルに高い評価を頂き、デルタアイ第2号機を第3CGLにも設置するなど、順調に出荷対象量を伸ばして参りました。
 こうしたデルタアイのマーキングコイルへのお客様からの高いご評価と他品種への適用拡大のご要望にお応えして、新たに「デルタアイ+自動マーキング装置」のシステムを冷延鋼板の製造ラインにも設置致しました。

 技術的な面では、第1,2号機はいずれも溶融亜鉛メッキ鋼板が対象であり、センサ,信号処理装置,マーキング装置共にほぼ共通のものでした。 一方、今回稼働した連続焼鈍ライン(CAL)用の第3号機には、主に以下の点に対して改良が施されております。
(1) CALでは鋼板の走行速度がCGLに比べて3倍以上速い。(最大約600m/min)
(2) CAL鋼板表面はCGLに比べて反射率が高い等、光学的な表面の性質が異なる
 特に鋼板走行速度の高速化に対応し、センサ及び信号処理の高速化やマーキング装置の高速化技術を開発し実用化致しました。

 今回のデルタアイ第3号機稼働により、当社は主力の表面処理ラインと連続焼鈍ラインに「デルタアイ+自動マーキング装置」システムを持つことになり、マーキング出荷による品質保証体制を更に強化致しました。

 当社は今後とも、更なる製造技術の向上とデルタアイに代表される高度な品質保証機器の活用により、益々高度化していくお客様の品質要求にお応えしつつ、最高の商品を提供させて頂く所存です。


以 上


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NKK秘書部広報企画グループ
TEL. 03(3217)2431


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