Press Release

 2002年 7月16日

高層建築物に適用できるつばさ杭 国土交通大臣認定を取得



下杭(先端翼)写真
 当社はつばさ杭の建築分野へのさらなる適用拡大を目的として、このたび平成12年6月1日施行の新しい建築基準法に基づく国土交通大臣認定を取得致しました。

 今回の大臣認定に際しては、当社では大規模な載荷試験(4,500トン<鋼管杭としては世界最大規模>)を実施するとともに、施工性を改良するため各種試験・解析を行って財団法人日本建築センタ−の性能評価を取得(BCJ基評-FD0001-01)し、国土交通大臣認定に至りました。
 従来の認定内容と今回の認定内容の主な違いは、以下の通りです。

  1. 鋼管径を最大508mmから1,200mmまで拡大し、高層建築物まで対応可能。
  2. 支持層への根入れ長を半分にし、施工コストを低減。
  3. 翼の取付角度を大きくして、施工能率をアップ。

 つばさ杭とは、鋼管下端に取り付けた翼(2枚の半円状鋼板)を利用して、鋼管を回転させて施工する鋼管杭です。この杭は、以下のような特徴を持っています。

  1. 廃土を出さない施工ができ、残土処分が不要となる。
  2. 鋼管内に土砂が入らず空洞であるため、鋼管内部に残土等建設廃棄物を捨てることができる。
  3. セメントを使用しないため、地下水汚染の心配がない。
  4. 広い翼の面積により大きな支持力を確保できるため、経済的な設計ができる。

 つばさ杭は、建築用基礎杭として平成10年11月に建設大臣認定を取得して以降、環境に優しくかつ経済的な工法として需要家に評価され、主に低層・中層の建築物基礎杭として年間1万トンにもおよぶ販売実績を有しております。
 今回の認定取得を契機にして、場所打ちコンクリ−ト杭が多用されている高層建築物の基礎杭の分野に進出し、精力的に販売していく予定です。


工場写真   施工写真

(参考)
 認定概要
  1)件名:先端翼付き回転貫入鋼管杭(名称:つばさ杭)
  2)性能評価機関:財団法人 日本建築センタ−
  3)認定書発行日:平成14年 6月 11日
  4)認定番号:TACP−0001
  5)適用範囲:
    杭径φ318.5〜φ1200mm
    最大施工深さ60m
  6)施行機械:3点式杭打ち機 および 全周回転機

以 上


本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
NKK 秘書部広報企画グループ TEL. 03-3217-2431


戻る



  Copyright (C)2002 NKK Corporation. All Rights Reserved.  ご利用に当たって