Press Release

 2002年 8月 20日

NKKクラッド鋼板 過去最高の生産量を記録



 2001年度の当社のクラッド鋼板生産量は過去最高となる24,000トンを記録し、1983年の商業生産開始以来初めて20,000トンの大台を超えました。その結果、世界マーケットにおける当社のシェアは35%程度に達し、国内でもトップシェアを確保したものとみられます。2002年度に入っても好調は持続しており、5月には2,700トンの月間生産新記録を達成するなどフル生産を継続しています。

 増産の背景としては最近の需要の増大があります。分野別にはケミカルタンカー向けの出荷が従来にもまして好調であり、UAEに建設中の世界最大の海水淡水化プラントSHUWEIHAT(シュワイハット)向けの4,000トンの大量受注に象徴されるように、海外プロジェクト案件も活発化しています。米州、東南アジア、中東、アフリカ等で石油精製、石油化学、天然ガスプラントなど大型案件が切れ目無く続いており、今年度も順調な生産が継続する見通しです。
 一方製造能力面でも、鋼板表面の研磨、プレス矯正など精整工程の一部を川崎製鉄に委託することにより能力を大幅に拡大し、旺盛な需要に対応する事が可能となっています。

 クラッド鋼板は、炭素鋼または低合金鋼の鋼板(母材)に、ステンレス鋼板、チタンなど(合せ材)を接合した複合鋼板。母材部分に構造部材として必要な強度をもつと同時に、合せ材部分に耐熱性、耐食性などの機能も兼ね備えた厚鋼板です。クラッド鋼板の製造方法は圧延法、爆着法などがありますが、当社は圧延法を採用しており、以下のような優れた特徴を持った商品を製造しております。

  1. 母材となる炭素鋼、低合金鋼だけでなく、合わせ材となるステンレス鋼、チタンをすべて自社で製造。それぞれの製造ノウハウをフルに利用した一貫製造による高度な製造・品質管理体制。

  2. ・接合境界面の高真空度を可能にするスラブ組立技術
    ・最大荷重9,000トンの形状制御ミルによる低速強圧下圧延技術
    などにより、接合力の高い高品質なクラッド鋼板の大量生産が可能。

 

【参考資料】


以 上


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NKK 秘書部広報企画グループ  TEL. 03-3217-2431


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