Press Release

 2002年 9月 3日

NFボード製造工場の竣工について



 当社は、使用済みプラスチックを再商品化した再生プラから 『コンクリート型枠用ボード〔名称:NFボード(New Friendly,Future,Frontier)〕』を製造・販売する事業へ進出することに致しました。そして、エコタウン事業として川崎市殿および経済産業省殿、環境省殿のご支援を頂きながら、京浜製鉄所水江地区に工場の建設を進めて参りましたが、本日、工場が竣工し皆様にご披露させて頂くことになりました。

 施設の概要は
1.工場の面積: 敷地4,300m2、建屋2,800m2
2.生産能力: 2×6板(600mm×1800mm)換算で年間200万枚
3.従業員数: 約45名(フル生産時)
となっております。

 NFボードの技術的な特徴として、
1.中心層を再生樹脂の発泡構造とし、その表裏面に、剛性の高い樹脂層を一体押出成形させた『複層構造』であること
2.上記構造により、従来の木質合板の型枠に代替し得る『軽量化』と『強靭さ』を両立したこと
3.原料となる再生樹脂の製造に際しては、塩化ビニルや異物の徹底分離を行っているため、使用済み型枠ボードは回収後に、製鉄原料としてリサイクルできること
等があげられます。

 事業進出の背景として、現在コンクリート型枠用として木質合板が年間約1億枚使用されていますが、CO2削減、熱帯雨林保護の観点から、木質合板の主要な原料である南洋材の使用削減が求められていること、および2002年度より全面施行される『建設リサイクル法』により、建設廃木材を95%以上リサイクルすることが必要となったこと等があげられます。

 当社では、1996年10月より、京浜製鉄所にて産業廃棄物系プラスチックの高炉原料化事業を開始、2000年4月から京浜製鉄所および福山製鉄所にて、容器包装プラスチックの高炉原料化事業を追加し、現在年間10万T以上の使用済プラスチックをケミカルリサイクルしております。
 今般、従来の高炉原料化リサイクルに加え、マテリアルリサイクル分野に進出することにより、使用済みプラスチックの多段利用を実現し、リサイクルの『品揃え』を拡充・拡大していく考えです。
 また、首都圏に立地する製鉄所が、環境リサイクルをキーワードとした『21世紀の都市インフラ』として、地域社会に貢献していくことで、鉄鋼業の新たな可能性を追求していきたいと考えております。


以 上


本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
NKK 秘書部広報企画グループ
TEL. 03-3217-2138


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