Press Release

2002年10月28日
 NKK(日本鋼管株式会社)

NKK福山製鉄所 日本で初めて累計出銑量3億トンを達成


 当社福山製鉄所(所長:小畠達雄 専務)は、10月25日に累計出銑量(注1)3億トンを達成しました。これは国内の製鉄所として初めての事であり、1966年8月に第1高炉が稼働してから36年間でのスピード達成となります。

 福山製鉄所では1966年の第1高炉火入れから製鉄所の規模拡大に伴い順次新高炉を建設し、第5高炉が稼働する1973年までの7年間という短期間で世界最大規模の製鉄所を完成させ、1975年度の生産ピーク時には、年間1,210万トンという所毎の最高出銑量を記録しました。経済環境により高炉稼働基数の変遷はあったものの、その後も国内トップレベルの生産量を維持し、1979年には累計出銑量1億トン、1991年には同2億トンを達成しています。

 現在の福山製鉄所は、第2、第3、第4、第5高炉の4基体制で操業しています。
 各高炉では、操業の安定化、コスト合理化、省エネルギー、環境調和、等の観点から、新しい高炉操業技術の開発を積極的に推進してきており、これまで下記のような画期的な実績をあげるなど、業界でも先駆的な役割を果たしています。特に、低燃料比操業、低Si銑鉄製造、高微紛炭吹込み、で樹立した新記録は、現在でも世界最高の記録となっています。

<これまでの主な技術開発・導入、新記録の樹立>
 ・1981年11月 :第3高炉で低燃料比(注2)世界新記録(396Kg/t)を樹立
 ・1986年3月 :第5高炉に世界で初めてAI(『エキスパートシステム』(注3))を導入
 ・1988年 :第5高炉で年間低Siの世界新記録(0.17%)を樹立
 ・1991年8月 :第5高炉で4,500m3以上の大型高炉として日本新記録の出銑比(注4)2.50t/日・m3を達成
 ・1998年6月 :第3高炉で微紛炭吹込み比の世界新記録(266Kg/t)を樹立
 ・2000年4月 :環境調和型エコプロセスとして、使用済みプラスチックの高炉での再資源化技術(注5)を開発し、高炉に導入
 ・2001年6月 :出銑比2.04t/日・m3の高生産率下で、全高炉平均の微紛炭吹込み比210Kg/tを達成


 (注1) 高炉が生産した銑鉄量
 (注2) 銑鉄1トンを製造するのに必要な燃料(コークス+微紛炭 など)
 (注3) 熟練工の持つ操業知識をコンピューターに移植し、人工知能(AI)にて高炉を操業するシステム
 (注4) 生産性を示す指標(1日の出銑量をその高炉の内容積で除した値)
 (注5) 使用済みプラスチックを破砕・造粒して高炉に吹き込み、還元剤代替として活用する技術

【参考資料】

【添付資料1】

【添付資料2】


以 上


本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
 NKK 秘書部 広報企画グループ  TEL 03-3217-2431

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