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ニュースリリース


JFEホールディングス株式会社

東京証券取引所「攻めのIT経営銘柄」への3年連続選定について

当社は、昨日、イイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区)で開催された「攻めのIT経営銘柄2017 発表会」において、同銘柄に3年連続選定されました。

「攻めのIT経営銘柄」は、日本企業の戦略的IT利活用の促進に向けた取り組みの一貫として、経済産業省と東京証券取引所が共同で、全上場会社の中から「攻めのIT経営」に積極的に取り組む企業を選定するものです。この取り組みにより中長期的な企業価値の向上や競争力の強化を目的とした戦略的なITの利活用が進展し、投資家からの理解の促進が期待されています。選定にあたっては、戦略的なIT利活用の実態だけでなく情報セキュリティ管理や人材育成についても評価が行なわれ、31銘柄が選ばれました。

JFEグループは、製造業のビジネスモデルが時代の流れとともに変化していく中、積極的にICT(情報通信技術)を取り入れてきました。

鉄鋼事業では、高品質の製品をお客様に正確にデリバリーするために、高度な生産管理・操業技術とともに、卓越した製造設備の保守管理技術が必要となります。JFEスチールは、2015年度に保全管理システムの全社的な刷新を終え、現在、先進のITやセンシング、AI技術等を活用した現場設備点検や異常の予知・予兆検知技術の開発と実装に取り組んでいます。
これらの取り組みにより、高精度で革新的な設備管理サイクルを実現し、生産設備の安全・安心と設備稼働率や能率の向上を目指しています。

エンジニアリング事業においては、JFEエンジニアリングが運転を行う廃棄物発電施設に対し、AI技術を活用することでプラントの最適操業と自動化・省力化を目指しています。
これまで、廃棄物発電施設の効率的且つ、安心で安定的な運転を長期に維持するため、遠隔監視システムによる操業支援を行うとともに、ビッグデータの分析と有効活用を進めてきました。今後は、同社が有する運転・メンテナンス技術、経験豊富な運転員の知見など、あらゆるデータを蓄積し、AI技術への移転を行い、自動化・省力化による安心・安定な最適操業をより一層の強化を推進していきます。

今回、これらの取り組みが高く評価され、当社は鉄鋼業種として同銘柄に選定されました。

また、同銘柄の発表後に「攻めのIT経営銘柄 パネルディスカッション」が開催されました。当社から選定企業を代表して岡田副社長がパネリストとして登壇し、JFEグループにおける「攻めのIT経営」への先進的なIT技術の導入事例などの紹介を行いました。

JFEグループは、これからも持続的な成長と企業価値の向上に取り組み、『お客様に世界最高の技術とサービスを提供するグローバル企業』の実現を目指してまいります。

 

【攻めのIT経営銘柄2017 発表会】

【攻めのIT経営銘柄2017 発表会】
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEホールディングス(株) IR部広報室 TEL:03-3597-3842

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