JFEグループの歩み(前史)

沿革

川崎製鉄

川崎正蔵が東京築地に川崎築地造船所を創業

(株)川崎造船所を設立(のち川崎重工業(株)と改称)

兵庫県神戸市に葺合工場を開設

愛知県半田市に知多工場を開設

川崎重工業(株)の製鉄部門を分離・独立し、川崎製鉄(株)を設立(初代社長 西山彌太郎)

戦後わが国初の近代的銑鋼一貫製鉄所となる千葉製鉄所を開設

岡山県倉敷市に水島製鉄所開設

千葉製鉄所西工場埋め立て開始

日本鋼管(NKK)

日本鋼管(株)を設立(初代社長 白石元治郎)

(株)横浜造船所を設立(のち(株)浅野造船所に改称)

最初の高炉に火入れし、銑鋼一貫体制を確立

鶴見製鉄造船(株)(旧(株)浅野造船所)を合併

福山製鉄所を開設

京浜製鉄所を開設(川崎・鶴見・水江の3製鉄所を統合)

津造船所発足

京浜製鉄所扇島建設に着工

統合の経緯

両社の四製鉄所の立地条件を活用した製鉄所運営の効率化を推進するため、物流・補修・購買関連分野について協力して検討することに合意。
グローバルな大競争時代を勝ち抜くために、近接して立地する両社の製鉄所間の協力関係をより深めることによって、一層のコスト削減、操業の効率化等を推進することを狙いとして、2000年4月から物流、補修、購買の3分野における相互協力の検討を行い、同年9月に、3分野10テーマにつき合意。

両社は、製鉄及びエンジニアリング事業をコア事業とした21世紀のエクセレントカンパニーを目指すため、対等の立場でグループ会社も含めた全面的な経営統合を行なうことについて基本的に合意。

統合の狙い

両社の強固な営業基盤、高度な技術力、最強・最効率の製鉄所・製作所等を活かした最高水準の競争力の実現及び変化に対して挑戦し続ける革新的な企業文化の創造により、

  1. 顧客ニーズへの世界規模での対応力強化
  2. 株主・資本市場からの高い評価の獲得
  3. 従業員にとって魅力に富み働きがいのある職場の提供
  4. 地球環境・地域社会への貢献

等を目指すことを発表

経営統合について基本合意書を締結し、「JFEグループ」の創設を発表。

JFEグループの創設について【NKKと川崎製鉄との経営統合に関する基本合意書の締結】(2001/12/21)

統合契約書調印

経営統合契約書の締結について(2002/05/09)