JFEスチール東日本製鉄所（京浜地区）の土地の一部売却について

当社は、JFEスチール東日本製鉄所（京浜地区）（以下、京浜地区）の土地利用転換の一環として、現在倉庫として賃貸している扇町エリア（約21ha）の売却を決定しました。こうした取り組みを通じて今後の投資資金を確保し、土地利用転換の推進を図ってまいります。

JFEスチールは2023年9月を目途に京浜地区の高炉等設備の休止を予定しておりますが、休止対象となる高炉等設備が立地する扇島エリアのみならず、南渡田、水江、池上、扇町の各エリアでの土地利用転換を検討しています。転換にあたっては、各エリアの利用用途に応じた事業性を考慮し、「土地売却」「土地賃貸」「事業利用」の3つを軸に取り組みを推進しています。

当社は、2021年2月1日付で川崎市と「土地利用に関する協定」を締結し、川崎市を始めとする関係機関と協働で土地利用転換の検討を進めており、2023年9月の京浜地区の高炉等設備の休止のタイミングに合わせて整備方針を公表する予定としています。

当社は今後も土地利用転換の推進に向けて、効率的な経営資源の活用を図り、長期の持続的成長と企業価値の向上の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

【位置図】

【関連URL】
・京浜臨海部における扇島地区の土地利用の検討に向けた「扇島町内会」の発足について

・ENEOS、JERA、JFEホールディングスの3社による京浜臨海部を拠点とした水素・アンモニア供給事業の協業検討の開始について

【別紙：譲渡資産の概要】

〇譲渡資産の内容

※1　譲渡価額、帳簿価額については、譲渡先との取り決めにより非開示とさせていただきますが、
市場価格を反映した適正な価格の譲渡であります。
※2　譲渡益は、譲渡価額から帳簿価額と譲渡に係る費用等の見積り額を控除した概算額です。

〇譲渡先の概要

〇譲渡の日程

〇今後の見通し
当該固定資産の物件引渡は2024年12月を予定しております。当該固定資産の譲渡により、2025年3月期連結財務諸表において、固定資産売却益450億円程度を計上する見込みです。