JFEスチール東日本製鉄所(京浜地区)土地利用構想「OHGISHIMA2050(ニーゼロゴーゼロ)」について
JFEホールディングス株式会社
当社は、国内最適生産体制の構築に向けた構造改革の実施に伴うJFEスチール東日本製鉄所(京浜地区)の高炉等上工程休止後の土地利用について、川崎市と協働して精力的に検討を進め、JFEグループの土地利用構想を「OHGISHIMA2050」として取りまとめました。
「OHGISHIMA2050」の推進にあたっては、国の重点課題の解決に資する公共・公益性の高い土地利用への転換を図り、次の100年を担う新たな産業の立地や雇用の創出を通じて、地域・社会の持続的発展に貢献したいと考えています。
今後とも、川崎市をはじめとする行政や近隣エネルギー企業を含む地域の企業とも連携し、京浜臨海部の総合力を活かして、2050年の概成に向けて責任をもってエリアマネジメントに取り組み、土地利用の転換を強力に推進していきます。
【土地利用コンセプト】
JFEグループは、カーボンニュートラルとイノベーションを実現する先進的な取組に挑戦するフィールドを創出することで、地域・社会の持続的な発展および国の重点課題の解決に資する都市を目指します。また、大規模災害時には首都圏防災に貢献することを目指します。
【土地利用ゾーニング】
先導エリアの港湾機能を活かした水素供給拠点等の導入とアクセスの飛躍的な向上をトリガーに、地区全体のカーボンニュートラル化とイノベーションを促進するゾーニングを設定します。先導エリア以外では、行政・企業など多くの皆様と共に最先端の未来空間を実現していく共創エリアを設定します。その中心軸として次世代インフラを備えた共用空間である「シェア型都市空間」を配置し、両サイドに次世代の産業や施設等の集積を図る「次世代産業・複合開発ゾーン」を配置します。
【JFEグループの果たす役割】
JFEグループは、川崎市をはじめとする行政や近隣エネルギー企業を含む地域の企業とも連携して京浜臨海部の持続的発展につながるまちづくりを進めるべく、「売却」「賃貸」「事業利用」を適切に組み合わせた総合的な土地マネジメントに取り組みます。
事業利用については、 グループ全体で新たなカーボンニュートラル事業・リサイクル事業を検討します。
※OHGISHIMA2050の詳細については、下記をご参照下さい。
URL:https://www.jfe-holdings.co.jp/uploads/230907.pdf
(2050年想定 扇島地区イメージパース)
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