このたび、2020年9月に発行した「JFEグループCSR報告書2020」が、環境省及び一般財団法人地球・人間環境フォーラム主催の「第24回環境コミュニケーション大賞」において、審査委員会特別優秀賞（審査委員長賞）を受賞いたしました。

「環境コミュニケーション大賞」は、マルチステークホルダー向けの優れた環境報告書等を表彰することで、事業者を取り巻く関係者との環境コミュニケーションを促進し、環境への取組みを一層活性化させることを目的とした制度です。今回は、環境報告部門147点、環境経営レポート部門114点の応募作について審査が行われ、当グループは環境報告部門の審査委員会特別優秀賞（審査委員長賞）4点の一つに選ばれました。
表彰式は、2月17日（水）にオンラインにて開催されました。

JFEグループのCSR報告書では、グループが取り組むCSR活動について、「環境」「社会」の側面から紹介するとともに、「ガバナンス」についての記載も充実させ、ESG課題への取り組み全般について網羅的に紹介しています。本年度より、冊子の発行からWebサイトでの網羅的な情報開示に移行しました。
本年、JFEグループは、CO₂排出削減の長期個社目標を設定しました。本報告書では、この目標を含む当社グループの気候変動問題に対する中長期ビジョンと、その実現に向けたロードマップ、フェロコークス実証研究開始などの取り組み事例、および昨年に引き続きTCFD提言に沿ったシナリオ分析等を掲載しています。

今回の受賞に際しては、鉄鋼業における意欲的な目標設定を行ったことに加え、バリューチェーンにおけるグループの経営課題や機会・リスクを検証し対応策を洗い出したこと、およびカーボンニュートラル実現に向けたCO₂削減ロードマップを公表したこと等が、独自性に富むと高く評価されました。

JFEグループは、これからも「常に世界最高の技術をもって社会に貢献します。」という企業理念のもと、グループの総合力を活かした様々なソリューションにより、グループの持続的な成長と企業価値の向上を図り、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

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