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ニュースリリース


公益財団法人JFE21世紀財団
JFEホールディングス株式会社

公益財団法人JFE21世紀財団
2022年度 大学研究助成 交付研究の決定について

公益財団法人JFE21世紀財団(理事長:柿木厚司 JFEホールディングス(株)代表取締役社長)は、1990年の財団設立以来、JFEグループとともに、21世紀鉄鋼産業の振興および豊かな生活文化の形成への貢献を目的とする諸活動を続けてきました。

このたび当財団は、主要活動の一つである大学研究助成事業において、2022年度の助成金交付対象となる40件の研究(技術研究28件、アジア歴史研究12件)を選定しました。1件あたりの助成金額は、「技術研究助成」200万円、「アジア歴史研究助成」150万円で、助成金合計は7,400万円となります。この40件に対して12月7日に日比谷国際ビル(東京都千代田区)において研究助成金贈呈式を行う予定です。

なお、これにより1991年度から2022年度まで32年間の大学研究助成における累計交付件数および助成金総額は、872件、16億7,080万円となります。

「社会に開かれた存在を目指し、社会との共存共栄をいっそう進める」を設立趣旨とする当財団は、社会貢献の一端を担う公益事業を、これからも一層推進して参ります。

 

2022年度・大学研究助成の交付研究(一覧)(五十音順、敬称略)

1.技術研究助成  計28件

技術研究助成は、財団創設時からの継続事業で、「鉄鋼技術」と「地球環境・地球温暖化防止技術」を助成対象としています。「鉄鋼技術」は、日本が世界をリードする先端技術を有し、また将来にわたり世界の産業の主要材料であり続けるための、鉄鋼の製造プロセス・材料開発・鉄鋼関連技術を助成対象としています。「地球環境・地球温暖化防止技術」は、地球環境保全と省エネルギーや再生可能エネルギーなどの地球温暖化防止に資する技術開発を助成対象としています。
今年度は60大学等から103件(国公立(含高専)47校85件、私立10校12件、国公立研究機関3機関6件)の応募があり、技術研究助成審査委員会での厳正な審査の結果、「鉄鋼技術研究」13件、「地球環境・地球温暖化防止技術研究」15件、合計28件を助成研究として選定しました。

 

(1)「鉄鋼技術研究」 13件

鉄鋼製造プロセス、鉄鋼材料開発、鉄鋼関連技術に関して46件の応募があり、その中から次の13件を助成対象研究に選定しました。

荒川  仁太あらかわ  じんた (岡山大学学術研究院自然科学学域)
「持続可能なガラス架橋型レーザ接合継手の開発とその評価」
 
井尻  政孝いじり  まさたか (東京都立大学システムデザイン学部機械システム工学科)
「環境配慮型表面改質技術開発による鋼材表面への機能特性を付与」
 
岡林  潤おかばやし  じゅん (東京大学大学院理学系研究科スペクトル化学研究センター)
「鉄系合金における磁歪効果の電子論的理解と物質設計」
 
古賀  紀光こが  のりみつ (金沢大学理工研究域機械工学系)
「レプリカ-デジタル画像相関法による9%Ni鋼の変形・破壊挙動の解明」
 
小茂鳥  潤こもとり  じゅん (慶應義塾大学理工学部機械工学科)
「鉄鋼材料の高度化に資する環境親和型固体浸炭プロセスの開発」
 
佐々木  泰祐ささき  たいすけ (物質・材料研究機構)
「3次元アトムプローブによる鉄鋼材料中の水素集積挙動の局所解析」
 
杉本  剛すぎもと  つよし (旭川工業高等専門学校機械システム工学科)
「非対称格子セルオートマトンによる実用形状での炭化物析出形態の予測手法」
 
鈴木  卓すずき  すぐる (高知工科大学システム工学群)
「ベースプレート下部の補強により耐震性と施工性を向上させたCES露出柱脚の開発」
 
鈴木  康浩すずき  やすひろ (広島大学大学院先進理工系科学研究科)
「水素プラズマによる直接還元の基礎研究」
 
永井  滋一ながい  しげかず (三重大学大学院工学研究科電気電子工学専攻)
「アトムプローブによる強電界中における金属腐食のin-situ分析」
 
林  厳はやし  げん (大阪公立大学大学院工学研究科都市系専攻)
「橋梁ヘルスモニタリングシステム高度化のための橋梁特徴量の提案」
 
福永  隆之ふくなが  たかゆき (九州大学大学院工学研究院社会基盤部門)
「高炉スラグ微粉末を活用した次世代の環境低負荷型建設材料の開発」
 
福本  倫久ふくもと  みちひさ (秋田大学大学院理工学研究科附属革新材料研究センター)
「水素ポンプ・センサを用いた雰囲気制御による酸化鉄の水素還元挙動の解析」
 

(2)「地球環境・地球温暖化防止技術研究」 15件

地球環境保全、地球温暖化防止技術に関して57件の応募があり、この中から次の15件を助成対象研究に選定しました。

池田  輝之いけだ  てるゆき (茨城大学大学院理工学研究科)
「多元素空間を網羅する環境調和性熱電材料のハイスループット探索」
 
梅田  純子うめだ  じゅんこ (大阪大学接合科学研究所)
「水素を利用したスポンジ廃材からの高強度チタン材の再生プロセス開発」
 
片山  裕美かたやま  ゆみ (八戸工業大学工学部工学科)
「金属カルシウムと鉄鋼スラグの複合ナノ材料の開発とPOPs汚染土壌処理技術への展開」
 
小林  信介こばやし  のぶすけ (岐阜大学工学部機械工学科)
「革新的CO2ガス改質に向けた噴流層型プラズマ-触媒反応装置の開発」
 
近藤  正聡こんどう  まさとし (東京工業大学科学技術創成研究院ゼロカーボンエネルギー研究所)
「水素社会実現を加速する高温液体金属循環型水素製造システムに関する研究」
 
斎藤  健志さいとう  たけし (産業技術総合研究所地質調査総合センター地圏資源環境研究部門)
「鉄鋼スラグを中心とした低コスト再生資材による土壌・地質中の自然由来重金属類不溶化技術の開発」
 
重藤  暁津しげとう  あきつ (物質・材料研究機構構造材料研究拠点表面・接着科学グループ)
「反強磁性体ナノ結晶の低温膨張を活用した金属材料の固相分離」
 
下条  晃司郎しもじょう  こうじろう (日本原子力研究開発機構物質科学研究センター)
「Ni,Co抽出試薬の社会実装と廃リチウムイオン電池リサイクル技術の開発」
 
陳  中春ちん  ちゅうしゅん (鳥取大学工学部機械物理系学科)
「低温排熱を直接電気エネルギーに変換する高性能熱電変換材料の開発」
 
中村  修一なかむら  しゅういち (名古屋工業大学大学院工学研究科)
「太陽光を利用するフォトレドックス触媒の開発とその有機合成的応用」
 
西村  昴人にしむら  たかひと (東京工業大学工学院電気電子系)
「高効率カルコゲナイド系化合物薄膜熱電材料の開発」
 
半谷  禎彦はんがい  よしひこ (群馬大学理工学府知能機械創製部門)
「鋼/アルミニウム摩擦攪拌接合材の易分離技術」
 
松崎  弘美まつさき  ひろみ (熊本県立大学環境共生学部環境共生学科食健康環境学専攻)
「CO2を原料とした乳酸ベースポリマーの生合成」
 
松澤  幸一まつざわ  こういち (横浜国立大学大学院工学研究院機能の創生部門)
「グリーン水素製造に資する水電解用非貴金属酸化物系陽極の開発」
 
山田  駿介やまだ  しゅんすけ (東北大学大学院工学研究科ロボティクス専攻)
「タングステン廃材をリユースしたナノ材料の合成とその蓄電素子への応用」
 

2.アジア歴史研究助成  12件

アジア歴史研究助成は、アジア全域を研究対象地域とし、各地域の政治、経済、社会、文化等の歴史的経緯を踏まえながら、未来を見据えて考察することで、日本が「21世紀アジアと共存共栄するための日本の産業と文化のVision構築に資する」研究を助成対象としています。 18年目を迎えた今年度は37大学等44件(国公立21大学26件、私立15大学17件、国公立研究機関1機関1件)の応募があり、アジア歴史研究助成審査委員会での厳正な審査の結果、次の12件を助成研究として選定しました。

李  正吉い  じょんぎる (島根県立大学北東アジア地域研究センター)
「沖縄と済州の住民たちによる「記憶の民主化」と平和的文化との関係」
 
李  熒娘い  ひょんなん (中央大学総合政策学部)
「近代朝鮮におけるミシンと女性-日本と朝鮮の近代性の比較を通して-」
 
太田  和宏おおた  かずひろ (神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
「歴史の記憶と忘却:日本軍事占領をめぐるフィリピン人の"過去消化"のありかた」
 
黒嶋  敏くろしま  さとる (東京大学史料編纂所)
「前近代の那覇港における航路と聖地」
 
小二田  章こにた  あきら (早稲田大学文学学術院)
「東アジア地方史誌の研究」
 
佐野  実さの  みのる (国士舘大学21世紀アジア学部)
「近代中国における外国資本定着の過程の解明」
 
滝澤  修身たきざわ  おさみ (長崎純心大学人文学部)
「長崎県外海町「潜伏キリシタン」信仰用具の調査」
 
登利谷  正人とりや  まさと (東京外国語大学世界言語社会教育センター)
「インダス川右岸地域における民族慣習法文化史の研究」
 
松本  周まつもと  しゅう (宮城学院女子大学一般教育部)
「1910年代、日本キリスト教界における朝鮮統治に対する言説の公共的性格の研究」
 
山口  睦やまぐち  むつみ (山口大学人文学部)
「植民経験をめぐる歴史認識に関する基礎的研究-外地としての樺太・北海道-」
 
梁  仁實やん  いんしる (岩手大学人文社会科学部)
「日韓の映像交流史と在日コリアン-「協力」から共同制作へ」
 
王  維わん  うぇい (長崎大学多文化社会学部)
「海外における中国伝統音楽南音の伝承と変容についての研究」
 

「(公財)JFE21世紀財団」概要

・名称: 公益財団法人JFE21世紀財団
・沿革: 1990年12月 川鉄21世紀財団設立(旧川崎製鉄(株)が、創立40周年を記念して設立)
  2003年 4月 JFE21世紀財団に改称
  2012年 4月 公益財団法人へ移行
・総資産: 28億86百万円(内 公益目的保有財産21億53百万円)(2022年3月末)
・公益目的事業 (2022年度公益会計事業費予算:119百万円)
  1. 大学研究助成(技術研究助成、アジア歴史研究助成)および大学教材等出版事業
  2. 文化振興事業

    鉄鋼に縁のある地域への貢献(地域イベントへの協賛等)

    「海外子女文芸作品コンクール」協賛と優秀作品文集の小中学校への寄贈

・運営/組織(50音順)(2022年9月現在)

理事長 柿木厚司 JFEホールディングス(株) 代表取締役社長
専務理事 寺畑雅史 JFEホールディングス(株) 代表取締役副社長
理 事 小橋 眞 名古屋大学大学院 教授
  鈴木善久 伊藤忠商事(株) 副会長
  筒井義信 日本生命保険(相) 代表取締役会長
  平田好則 大阪大学 名誉教授
  古原 忠 東北大学 教授
  前田正史 京都先端科学大学 学長
  𠮷田政雄 古河電工(株) 名誉顧問
監 事 田中利弘 JFEホールディングス(株) 専務執行役員
  谷上和範 公認会計士
評議員 安住和久 北海道大学大学院 教授
  梅村 坦 中央大学 名誉教授
  北野嘉久 JFEスチール(株) 代表取締役社長
  須佐匡裕 東京工業大学 教授
  中島邦彦 九州大学大学院 教授
  林田英治 JFEホールディングス(株) 特別顧問
  村上英三 川崎汽船(株) 特別顧問
本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
公益財団法人JFE21世紀財団 TEL:03(3597)4652
東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル28F

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